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ワシのス下ィ痢む日記#4

前回のあらすじ

ワシはエルフの冒険者で、武器を渡したら帝国兵に攻撃されたり、魔法の本に怒られたり、罰金払ってワープしたりした。ドラゴンズリーチで有名なおじさんに会った。偉い人に会いに行こうとしたら、お金借りただけでキレられた。ワシは悪くないのに、みんなワシをいじめる。ワシは弓と火が得意なエルフで、肉食で汗っかき。偉い人はワシの友達になれそうだったけど、ケチでダメだった。

偉い人を燃やしてない世界線でやり直したワシは、ドラゴンズリーチの西にある塔にドラゴンが出たという知らせを聞き、偉いおじさんの部下である煎りレスおばさん(腕っpussyに地震蟻🦾)と現場に臨場した。

弱気な部下に葉っぱを賭ける煎りレスおばさんとワシ。そうだそうだ!

西の塔に着くと怯えた兵士🪖とドラゴンがいた。
ドラゴンは空をくるくる飛び回るので、ワシは矢を番えたまま右往左往。おばさんたちが体力をだいぶ減らしてくれていたので、2回くらい矢で攻撃したら倒せた。ドラゴンが倒れ込むと、その体がビカーと輝き、何かがワシの身体を猛烈な勢いで通り抜けていった。ハリー・ポッターと賢者の石で顔だけヴォルデモートがハリー・ポッターのお腹を貫通して消えていったシーンを想像してもらえれば、大枠誤解はない。その様子を見ていたザコ兵士どもが「ドラゴンボーンだ…」とざわつく。なんのことかよくわからんが、ワシが何かしらすごい漢であることはわかったので悪い気分はしなかった。
ドラゴンは燃え尽きて骨になった。

そう、ワシこそがでんせつの融資屋、怒羅権母恩(ドラゴンボオン゙)。ドラゴンの力を姥い、おっきい声が出せる者。

みんながワシを取り囲んで「おっきい声出してミロよ」とこづくのでおっきい声だしたら大盛りあがり。悪い気分ではない。これってビビらせるだけで攻撃力はないんじゃな。
ひとりで首长(前回ワシが燃やしたパチンコチェーンみたいな名前の人)に報告に行けと言われたので、ドラゴンズリーチに帰ることに。

出発前にドラゴンの死体から骨やウロコの素材や食われた兵士の服やらを回収したらポーチが重くなりすぎて、90のババアくらい鈍足になった。
捨てて身軽になろうかとも思ったが、重い荷物(鎧とか)の値段を見るうちにもったいなくなってやめた。街につくまでの辛抱ジャ。もはや重さはどれだけ増えても関係ないので、途中にあった民家のキャベツとジャガイモを片っ端から収穫してやった。火垂るの墓ごっこ。馬を売ってるおっさんがいたので、ワシのおっきい声を聞かせてやろうと耳元で怒鳴ったらビビって逃げてしまった。礼儀を知らんやつめ。
のろのろ歩いてやっとホワイトランに到着(ホワイトランはドラゴンズリーチの足元にある、乞食の多い街)。通りすがりのホワイトラン衛兵が「お前がドラゴンを?!?」と言ってきたので、またファンサしてやったら襲いかかってきやがった。皆ワシのシャウトがききたいんじゃないの?煎りレスおばさんたちはキャッキャと喜んでくれたのに…。そしてまた逮捕。ワシ、おっきい声出しただけなのに。

あらためて首長に会いに行くと、側近ともどもワシのことをべた褒めしてくれた。やっぱりおまへはよくわかっちょる。燃やして五目nヌな。

虎魂骨(ドラゴンボォーン)として正当な権利を主張
ワシのバリトンボイスが認められた。合唱部時代は他校にファンいたからね。連絡?今は取ってない(イケボ)(寂しげな目)

そしてワシの働きに酬いるために、リディアという女があてがわれた。おひおひ、急にそんなアダルトな展開で大丈夫🦟?ワシはやるときはやる男㊚ダァヨ。

ああ、見てもらいたい。ワシのふんどしの下を…

この㊛を連れて、次は何をしようかな?
ワシと同じ「おっきい声を出す者」であるところのビアードパパがワシを呼んでいるそうなので、そこに向かおうかな。(つづく)

おまけ


フォレスト・ガンプごっこをした。「未亡人の私を口説こうっていうの?!」と怒られてしまった。


ワシは意外と泳げることが判明した。


ロード中に出てきたガキが可愛くなさすぎて、誰がこいつを養子に取りたいんだ?と思った。

登場人物紹介

ワシ

国境を越えようとした事で帝国軍によってストームクローク軍に混ざって捕縛されてしまい、護送先のヘルゲンで処刑されることになっていた人物。しかし、帝国軍が手配した書類には記録がなく、素性や生い立ちは一切不明である。本人に自覚は無かったが竜の血統を引いているドラゴンボーン(ドラゴン語で「ドヴァーキン」)と呼ばれる存在であり、常人では習得に数十年の年月がかかる「ドラゴンシャウト」を見聞きするだけで使える天才的な素質を持つ。黒きドラゴン「アルドゥイン」によるヘルゲン襲撃をきっかけに脱走し、突如として復活したドラゴンたちとの戦いに導かれてゆく。好物はほたて。

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