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【敦賀便り4】港のそばの魚問屋

このお話は、2020年11月に30年近く暮らした神奈川県相模原市から福井県敦賀市に引っ越した私の備忘録として記録しています。
敦賀のことはまだよく知らないので、あてずっぽうに書いてるところもあるかもしれません。
小さな町だけれど住みやすくていいところだなあと思っています。

ようやくカニの価格が落ち着いてきたようです。
今日は、偵察を兼ねて敦賀港のすぐそばにお店を構える魚問屋さんを見に行ってきました。

相木魚問屋さん。
お店のサイトには、こう書かれています。

戦後間もないころ日本一の食材が集まる東京築地市場に挑み、秀逸と絶賛された越前のかに。 相木はこのかにを『越前かに』と名付けました。 その当時から今も変わることのない味は、みなさまから越前かにの最高を極める味と 定評をいただいております。

なるほどー!と納得してしまう由緒正しそうな店構え。



道路を挟んで二軒同じ「相木魚問屋」の看板があったので、どっちに入ればいいのかな?と思ったら、港に近い側がお店で、その向かいは蟹を茹でたり、魚の加工をしたりするところのようでした。

加工するお店の奥では大きな釜から湯気がもうもうとたちのぼり、それをこれまた大きな木杓子のようなものでかき混ぜる、ねじり鉢巻に前掛をつけたおじさんたちの姿。

時々釜からカニの足らしきものがのぞきます。
「うわー、こんな風に茹でるんだ!?熱そう。カニが喋れなくて本当に良かった」
などと思いながら見ていると、

お店で茹でたホカホカのカニを
「まだ熱いからね、気をつけてね、袋閉じないでこのまま持っていくのよ」
と声をかけて売っているお姿が。
この方が名物女店主のけいこさんかな?

生で食べたい人たちのためには、ちゃんと生きているカニも売っていました。

狂喜乱舞したのは、生牡蠣がびっくり価格で売っていたこと!
殻を剥いた状態で1キロ2300円で売ってました!
レジ前でスキップしながら買ったのは言うまでもないですね!

卸問屋であること。
港のすぐそばにあるので輸送コストがかからないこと。

この2点から相木魚問屋は、おそらく敦賀で最も新鮮な魚介類をお安く買えるところではないかと思いました。

だってここから徒歩30秒で港なんですもん!!
もっと朝早くに来たら、活気のある様子が見られたんだろうなー。

近いうちに頑張って早起きします!

美味しいものには困らない町、敦賀。
観光に来ることがあれば「日本海お魚街」ではなく、相木魚問屋でお土産を購入することをお勧めいたします!

最後まで読んでくださって、本当にありがとうございます。 サポートは、お年玉みたいなものだと思ってますので、甘やかさず、年一くらいにしておいてください。精進します。