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まとまらなかった思考の断片を紹介する

あと20分で今日が終わるというのに、まだnoteが書けない。
正確に言うと、2本書いてみたのだが、気に入らなくて没にした。
もう、これ以上考えても、今日はネタが出てこないと思うので、先ほどまで取り組んでいた没ネタについて、あらすじと、没にした理由を書いてみようと思う。

1本目。
「2000字のホラー」という、noteのお題に挑戦しようと思い、昼間に思いついた1文を書き出す。
「目が覚めたら、冨樫義博になっていた」。
これは、怖い。
想像するだけで怖い。
何年もファンから「ハンターの続きはまだか?」と催促され、自分の中では、あれこれキャラクターを動かし話は進んでいるのに、持病の腰痛で原稿が描けない。
ストーリーの続きを思いつけなくて描けないのもつらいと思うが、頭の中に完璧に話ができ上っているのに、それを再現できる体を持ち合わせていないというのは、本当につらいと思う。
「ジョニーは戦場へ行った」という映画がある。
戦地へ行ったジョニーは、五感と手足を失い、芋虫のような存在になって帰還する。
生きて、感情も意思もあるのに、それが周りに伝わらない。
頭の中にストーリーも絵もあるのに、それを表現できない漫画家って、ジョニーみたいなものではないか?
……という話をホラーにしようとして、これはあまりに冨樫先生に失礼ではないかと思い、没にした。

2本目。
人生設計をまじめに考えてみた話。
80歳まで生きるとして、健康寿命がこれくらい、睡眠と食事と家事と、その他やらねばならないことで1日の4割を使うとして、正味あと何日くらい起きて活動していられるのかを計算し、残りの時間を何に使えば、満足して死ねるのかを書いてみたのである。
が、原稿が数字だらけになってしまい、これを読むのは、書いた本人でも辛いのに、人には見せられないなと思い、没にした。

以前、「『ネタがない』にどう対応するか?」というテーマでnoteを書いたのだが、あの時の私は、どうかしていたのだと思う。
書けない時は、どうやったって書けないですよ。ねえ。

**連続投稿219日目**


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