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大学に友達がいない理由

突然だが、私には「大学の友達」がいない。サークルに2つ入っているからそこで人と話すことはあれど、授業後とか休日に学校外に遊びに行ったことがない。なんなら大学に行っても誰とも話さず一切声を発さずに帰宅することが9割くらいの確率である。
よくある「ファッションぼっち」ではない。がちぼっちである。いつも教室の一番後ろの席を陣取って一人さみしく授業を受けている。

では、なぜ私には大学の友達がいないのか。
まず、私の超受け身な性格が関係している。1個前の「INFJ-Tになる話」でも書いたが、私は自分から人に話しかけられない。なんなら20年生きてきて1度も人を遊びに誘ったことがない。
せっかく話しかけてもらっても、その授業が終了すればそこでバイバイする。遊びの約束なんてしないから授業で話す以外に交流が一切ない。これを2年積み重ねた結果、私の周りから友達は消失した。

2つ目は私の外見にある。私はとにかくおとなしく見られることが多い。まあいつも一人でいることも関連あると思うが、私は地味な服しか着ない。というか冬は黒しか着ない。あと視力がハチャメチャに悪いから大学では大抵眼鏡をかけている。コンタクトにしてもいいけど通学のバスで寝たいし朝も時間がないからほぼ毎日眼鏡。
髪を巻いたりと見た目には多少気を使ってはいるものの、私は顔もかわいくなければ格好も地味でとにかく目立たないことに命を懸けているから誰も話しかけようとは思えないんだろう。

最後に、私が2年間仮面浪人をしていたことが挙げられる。私は2年間、今の大学に通いながら他大学の受験をした。その勉強のために大学1年生の時は授業を最低限しか取らなかったし、授業以外の時間は大学図書館の個人ブースを借りてそこに引きこもって受験勉強をしていた。当時の私には本当に時間も余裕もなくて、人と話そうともしなかった。なんなら「この大学の人とは来年で関わりがなくなるから相手にしなくていい」とすら思っていた。結果2年連続で落ちて大学残留になるわけだが、当時の私は根拠のない自信とやる気に満ちていた。
大学1年と2年なんて小集団授業が必修であるから普通はそこで友達を作るのに、私はその2年間を受験勉強にささげた。

この結果が、現在大学3年生、本物のぼっちに繋がった。すべてにおいて自業自得だから自分に友達がいないことに特に悲しみもなく、何も考えずに生きているんだけれど、まあ大学は楽しくない。「大学生活は人生の夏休み」なんて言うけれど、本当に時間もなければ楽しくもない。大学は1人でもそれほど奇特に見られないっていうけど正直他人からの目は気になる。なんなら多分いつも1人で1番後ろに座っている人って思われてる(サークルの後輩談)。だけど大学生活もあと1年ちょい。多分これからもぼっちだけど、これはこれで自由でいいのかも。

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