受験を決めたきっかけ~事前の下調べ

■娘がお腹にいたときに小学校の存在を知り興味を持つ

家族に私立通いが多いこともあり、また自身が公立小学校のときあまりいい思い出がなかったため可能であれば小学校は私立がいいと考えていました。

が、実際に子供を通わせているママ達からは「私立小学校はコスパの悪い教育」と言われていたため(1名だけではなく数名に言われました)どうしようか悩み。そんなとき知り合いに「国立大学も附属小学校があるからそこはどうか?」と勧められたのがきっかけです。

そこから学校に調べ、娘の性格を考慮し「自分たちの教育方針とマッチしている」と感じたため受験を決意しました。


■国大附属小受験にあたり、事前に把握しておくべきこと

まず把握したいのは私立の小学校とは全く特色が異なります。

私立小学校は多くの場合、その先の「進学」「受験」を念頭に置き学力向上を目標とした授業の実施がベースとしてあります。その中でいろいろな特色ある学校を見て選ぶと思うのですが、国大附属の場合はこのベースの部分が大きく違ってきます。

受験を意識した授業は行わないと学校説明でも明言していますし、中学受験を視野に入れているとしたら入学しないでほしいと言われています。

 

これは

①教育訓練校として新たな教育を模索する意義がある

②学習効果確認のため一貫の中学校まで進学をお願いしている

ということが理由になるかと思います。

 

そのため私立の小学校を想像して入学するとおそらく後悔するのではないかと思います。

実際、宿題は驚くほど一切出ないと聞いています。

学習はあくまで義務教育の範囲に限定、それ以上のことは家庭の責任となります。

 

また共働き世帯の方は小学校の後に学童やキッズクラブの利用をさせるかと思いますが、国立小学校は学童はなく民間のものを探して使うしかありません。

お住いの学区のキッズクラブの利用は可能ですが、電車通学の場合ですと小学校帰宅→自分で着替え→違う小学校に移動するというのは小学校1年生には酷ではないかと想像されます。

そのため最初の1~2年は民間学童利用となり、小学校自体の学費は安くともそちらでそれなりの費用がかかってきます。

(その分、子供も楽しめたり、習い事を兼ねることができるのでかえってお得とも考えられますが)

我が家もフルタイムの共働きなので、学校そばの民間学童にお世話になることとなりました。

※学童についてはまた別記事にて書かせていただきます。

 

私立小学校と違い、通学に「45分以内」という制限が設けられている点も要注意です。

この枠からはみ出していると出願もできないようです。

(説明会の際に複数の乗り換えサイトで確認すると仰っていたので、ごまかしても必ずバレる…)

■上記を踏まえて、我が家が国大附属小の魅力だと感じたところ

国大附属小の受験を決意したのはやはり教育方針です。

実際の経験を大切に、研究考察、さらには自分たちの行ったことを発表させる機会があったり。

要するにプレゼン力を高められるのでは?と期待しました。

我が家では「経験に勝る学習なし」と考えているので、公立では経験できないことがあるのは魅力的でした。

また、光陵高校への連絡進学も大きなプラスポイントです。

もちろん将来の成績次第にはなりますが、普通に受験するより勝率高そうだなと。
勉強は無駄にならない!ということでダメで元々、チャレンジしてみることとしました。


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