【PTCGO】Limitless Online Qualifier 3 参加レポート
初めまして。モロと申します。
今回はLimitless Online Qualifier 3に参加しました。
世界中のポケモンカードプレイヤーが参加しているため、1200人もの規模になっているそうです。
※時間がない人向けに
本記事はメタ読み、構築、プレイングのセンスがなく人並み以下の実力の人間が大会参加するまでに何をしているかくらいの内容が読めます。必要なければブラウザバックで問題ないかと思います。
大会概要
日時 :2020年5月16日21時00分(日本時間)
レギュ:Ultra Prism~Rebel Clash(一部日本と違いあり)
使用デッキ
Pikachu&Zekrom-GX
対戦結果
CinderaceVMAX(エースバーンVMAX) Win
Fire Tool Box(炎軸デッキ) Win
ADP Zacian(三神ザシアン) Win
Pikarom(ピカチュウ&ゼクロム) Lose
ADP Spiritomb(三神ミカルゲ) Lose
ADP Spiritomb(三神ミカルゲ) Win
Pikarom(ピカチュウ&ゼクロム) Win
Baby Blacephalon(ズガドーン) Lose
Baby Blacephalon(ズガドーン) Lose
ADP Zacian(三神ザシアン) Win
Pikarom(ピカチュウ&ゼクロム) Lose
Turbo Zacian(スピードザシアン) Win
Pikarom(ピカチュウ&ゼクロム) Win
デッキ選択までの経緯
Sword&Shield環境まではピカチュウ&ゼクロム、三神ザシアン、超パーフェクション、マグカルゴLOが環境的に強いデッキでした。
Rebel Clash環境では以下のカードが強力であると判断しました。
・ボスの指令
→今までより簡単にベンチを呼べるようになった。
・パルスワンV、スピード雷エネルギー
→ピカチュウ&ゼクロムを中心に雷デッキが単純に強化された。
・ドラパルトV、ドラパルトVMAX、ホラー超エネルギー
→サーチカードが多く盤面が作りやすいVMAXポケモンである。
→HPサイズが大きく、余程のことがない限りは1回は攻撃を耐えられる。
→ダイファントムによりジラーチ、デデンネ、カラマネロなどを置くデッキタイプに強い。
→ホラー超エネルギーを張るだけで20点分の削り性能がある。
・ワタシラガV
→既に使ったサポートを即使いまわせる。
→場合によってはサポートをコストにする動きも可能となった。
・回収ネット
→ジラーチ、ガラルジグザグマなどを複数回使いまわす動きが可能。
以上から環境の中心はピカチュウ&ゼクロム、三神ザシアン、ドラパルトVMAXであると判断しました。
ズガドーンは強いですが、三神ザシアン対面では追加効果オルタージェネシスGXをされる前もしくはされた後に300ダメージ(場合によっては350ダメージ)出せなければ押し切られ、ドラパルトVMAXには350ダメージが必要なうえ、ジラーチなどと同時に倒されサイドレース的に負けるのではないかと判断して数を減らすと予想していました。
タイプ相性と技さえ使えれば、上記全てに有利であるという意味ではタチフサグマも評価していました。
個人的にはボスの指令が有効に働きやすく、三神ザシアンは最も強いと考えていました。
しかし、練習がてらversusで対戦しているとクラッシュハンマーが色々なデッキから飛んできました。Twitterで小ズガからも飛んできたというとんでもない情報を得ました。
クラッシュハンマーを採用したデッキは一定数いるだろうと判断し、初手手札から手張りできるかどうかも分からない上に手張りできても50%でなかったことにされるデッキを本番に使うのは有効ではないと感じました。
そうなるとピカチュウ&ゼクロムかドラパルトVMAXを使うことになるのですが、SL銀座でヨネダタクヤ選手が使っていたタイプのドラパルトVMAXだとクラッシュハンマーに屈する可能性があるため使うならカラマネロを絡ませたタイプであると判断しました。
しかし、ミラーした際にカラマネロにも圧力がかかる、ダメカンバラマキが得意でないなど、自分に向いていないデッキ選択をして痛い目を見ることは過去の経験上分かっていたため最終的にピカチュウ&ゼクロム使用デッキとして選択しました。
使用デッキを決めても構築能力もプレイングなど、全体的にセンスがない自分がDAY2に行けるくらいに勝つためには正しい考え方をしている人や強い人の構築を使うしかありませんでした。
Twitterで「CL京都」とエゴサするところから始めました。そんな都合よくまともな構築があるわけないと思いましたが、調べてみるとCL京都で使う予定だったデッキを並べているソウユウさんのツイートがありました。
ソウユウさんは社畜をやりながら限られた時間の中で考察をしており、昨年のWCS2019にも出場しているほどのプレイヤーであり、大きく間違いはないだろうと藁にも縋る思いでデッキを回してみた結果、勝率はかなり良かったです。余計なことはしない方がいいと思い丸々同じリストを使わせていただきました。
採用カードに関して
人が作ったデッキに対して偉そうに採用理由や変えた方が良かったとか語っていますが、人が作ったデッキだということに書いた後、ご本人様からのツイートで気が付きました。了承を得られたのでそのまま掲載しています。
ポケモン
・ピカチュウ&ゼクロムGX 2枚
デッキコンセプトのため特にいうことなし。サイド2枚落ちケアに3枚ほしかったがそんなスペースは存在しなかった。
・ライチュウ&アローラライチュウGX 1枚
VMAXに対してタンデムショックの麻痺とリセットスタンプを絡ませながら2回攻撃、TAGTEAMには追加ライトニングライドGX+エレキパワーで取れる。3‐3でサイドを取られる可能性を考慮してもメリットの方が大きいと判断した。
・ゼラオラGX 1枚
迅雷ゾーンで逃げエネを0にできる。GX技は1度だけ使った。
・デデンネGX 2枚
手札を切りながら動くタッグコールだからこそ3枚目の採用があっても良かったのではないかと思ってはいて、変えるなら3枚目を入れたかった。ぶん回すタイプのデッキを使っていたため思考停止気味だった。
・カプ・コケコV 2枚
逃げエネ0要員で技も強いため1枚は絶対に使い、場合によっては2枚使うため2枚の採用。3枚採用は試したが意外と腐る場面が多かった。
・パルスワンV 2枚
後攻スタートすると送電を使えるためかなり強いスタートだった。ライトニングストームも盤面に上手くエネルギーをプールできていれば強い技だった。カプ・コケコVかパルスワンVのスタート確率を上げるために2枚採用は良かったと思うが、削ってデデンネGXの3枚目にしても良かったかもしれない。
・ワタシラガV 1枚
トラッシュに落ちているサポートを再利用できて便利だった。マオ&スイレンの2回目だったり、リーサルを決めるためのボスの指令や博士の研究など使えれば器用に立ち回れた。
・カプ・コケコ◇ 1枚
強いから採用。
・マーシャドー 1枚
混沌のうねりやサンダーマウンテンが張り替えられると不愉快だから採用。当たり前だが必要に応じて割るスタジアムが変わる。
グッズ
・クイックボール 4枚
必要だから採用。
・タッグコール 3枚
TAGTEAMをサーチしたり、TAGサポートをサーチに必要なカード。好きなタイミングでマオ&スイレンを使えるところが強みだと思う。触る確率を上げるために3枚の採用。
・エレキパワー 4枚
少し前なら減らしても問題ない説はあったけど、今は減らす理由がないから4枚採用。
・ポケモン入れ替え 2枚
2枚では足りないと思ったが、迅雷ゾーンや風船があるためこの枚数でも足りた。風船がないなら4枚必要。
・リセットスタンプ 2枚
サイド3枚の時と1枚の時に1回ずつ使い、タンデムショックで詰めていきたいため2枚の採用で良かったと思う。思った以上に2回使いたい場面が多く1枚では足りないと感じた。
・エネルギー付け替え 1枚
サンダーマウンテン込みで何もないところからTAGTEAMやカプ・コケコV動かしたりするために採用。1枚で特に困った点はない。
…と自分では思っていたが、ご本人様から2枚目のパルスワンVを動かすための採用ということだった…
練習や当日は後攻パルスワンVの送電スタートが多く、1エネはついている前提で完全に採用意図を誤っていた…
・風船 2枚
スタートしたパルスワンVやゼラオラGXに張って逃がすために使うことが多い。アブソルがいればカプ・コケコVやデデンネGXにも使うことがある。
・おおきなおまもり 2枚
大体ピカチュウ&ゼクロムGXに貼ってサイズを大きくしている。1枚だと心もとないため2枚採用。
サポート
・博士の研究 4枚
最強サポートだから4枚採用。思考停止感あるけど、余程のことがない限りは4枚でいいと思う。
・マリィ 2枚
相手の手札を絞りつつ自分は不要札を沈められる。溶接工頼りのデッキに対しても有効だったが、他のサポートの兼ね合いもあり2枚の採用。
・ボスの指令 3枚
終盤の詰めに使うだけなら2枚でもいいとは思うが、博士の研究やデデチェンジで流れてしまうことが多いため3枚が適正だと感じた。
・グズマ&ハラ 2枚
1回使うために現物かタッグコールに触れれば問題ないため2枚の採用。2回使うことは滅多にない。
・マオ&スイレン 1枚
対ドラパルトVMAXを相手にするために採用。ワタシラガVで2回使えればまず勝てる。それ以外にも後1フルドライブ受けた際に回復しながら返しにフルドライブを使ったりと応用が効くカードだった。
スタジアム
・サンダーマウンテン 1枚
強いから採用。
エネルギー
・スピード雷エネルギー 4枚
使えれば強いため4枚採用。
・基本雷エネルギー 10枚
手張りのしやすさのため10枚くらいは必要かと思う。実際手張りできないことにはこのデッキは始まりすらしない。
最後に
当日の負けはタネ切れ1戦とマッチ運2戦以外の2戦は完全に実力で負けたなという印象でした。
特に少ないと読んで切っているに等しかったズガドーンがあれだけ多くいるとは正直思ってなかったですが、よくよく考えれば自分でLOが少ないと読んでいた時点でズガドーンが多くなる思考に切り替えなければならなかったのかなとも思います。
また、次回も参加できるようであれば参加したいなと思いました。
最後になりますが、練習に付き合ってくださった方やデッキを貸してくれて相談に乗ってくれたソウユウさん本当にありがとうございました。
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