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第50回 参政党や日本会議の主張は間違い 日本はアジアを侵略したのです

にょろもことMOROet
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神谷宗幣氏は参政党の街頭演説で、繰り返し「日本はアジアを侵略していない」「欧米の植民地から占領していた彼らを追い出しただけ」「(日本が)統治していたときに"ちょっとは殺してしまったかも"しれないが」などと語っています。聞き捨てならない発言です。

日本がその9割を依存していた、アメリカからの石油を止められて死活問題になり、アジアから石油や天然資源を得ようと侵略を始めたのが、第二次世界大戦の始まりです。「大東亜共栄圏」を作ってその頂点に日本が立ち、欧米に搾取されていたアジア諸国を発展させる、そのために優秀なる日本の言語を行き渡らせ、個々の国の言語を取り上げて、皆が日本人のように考え、感じ、「天皇の赤子」として作り替えられることが必要だと。こんな「八紘一宇(はっこういちう)」の思想を実現するために、日本では長きにわたって天皇を「現人神(あらひとがみ)」として神聖化し、日本人を均質化して忠誠を尽くすように、学校を政府がコントロールして教育し、洗脳してきたのです。

その洗脳からまだ目覚めないばかりか、新たに自ら飛び込んで信じてしまう人たちが、またどんどん増えています。それが彼ら「参政党」やその支持者たち。30〜40代に特に多く、「日本の誇り」が戦争の「加害の歴史」から目を背け、受け入れない事から始まると信じています。それはむしろ戦後ドイツと真逆な姿勢で、世界から侮蔑される態度でしょう。この態度のどこが「誇り」と結びつくのでしょう。間違いを認め後悔し、後世にわたってその事実と向き合い、教育し、二度と同じ過ちを犯さないようにすることこそが「誇り」を得るための唯一の道でしょう。政府が教育や歴史を捻じ曲げていくことは、一番あってはならないことです。

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