画像1

第56回 アベ氏国葬と民意

にょろもことMOROet
00:00 | 00:00
2022年9月27日(火)に行われた、安倍晋三氏の「国葬儀」というまやかしの国葬。その前後の世論調査により、日を追うごとに反対が増え、国葬後も「良くなかった」という意見が54%で「良かった」の41%をしのぐ。

「一定の業績を残した首相経験者などを対象とした国葬について、今後も実施しても良いと思うか」という問いに対しては、「思う」が33%、「思わない」が58%となっている(国葬後の読売新聞調査)。概ねすべてのメディアで、6割ほどが反対していた今回の国葬儀。朝日新聞調査では、年代別に見ると、若いほど賛成が多く反対が少ない。国葬に対する説明も「不十分」「足りていない」と答えた人が7割を超す。統一協会への取り組みに対して、岸田首相の指導力を疑問視する声が、なんと全体の8割となっている(国葬後の読売新聞調査結果)。

そして感動を与えたともてはやされた菅前首相の「友人代表」の弔辞についても、後から色々わかってきた。「終わったら反対していた人たちも、必ず良かったと思うはず。日本人なら」と言って物議を醸した二階俊博氏(83)。日本人の過半数が反対している現実を見るべきで、「政府の方針に背くのは非国民」と言っているのに等しい暴言は看過しがたい。この感覚はネトウヨに共通している。「日本人なら黙って従え」という、人を舐めた言葉。

こういったことが高市早苗氏や三重県議の小林貴虎氏のような、「国葬反対のSNSの8割は、大陸(中国を指す)から送られたもの」という与太話を吹聴するに至る原因となっている。嘆かわしい…と国を憂いているのは、紛れもない日本人たちなのだ。

もしお気に召して、応援してくれたら泣いて喜びます! ( *´꒳`*)੭⁾⁾•*¨*•.¸¸♪ 励まされます。ありがとうございます。