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サイパン 旅行記 Saipan

ずいぶん前の旅行記をふりかえっています。
前回のグアム旅行に続き、今回はサイパン旅行をふりかえります。

3泊4日のサイパン旅行。
不思議なことに写真は残っているのだが、何をしたのかあまり記憶にありません。
これといった観光スポットへでかけず、ゆったりしただけだからか?
いつもは行程をメモっておくのだが、今回は記載が少ない。
写真を見てもほとんど覚えていない…という不思議な旅行記(-_-;)

サイパンは大叔父が戦争のため赴き帰らぬ人となった島。
祖父は幸い戦地から戻ってくることができた。
だから自分が生まれたと思うととても複雑な気持ちになる。
もし大叔父と同じように祖父も亡くなっていたら…。
小さいころから、サイパン、グアムは戦地となったことを耳にしたことはある。
今回旅行したことでリゾート地としてだけでない部分について少し知ることができたと思う。

旅行記に貼った写真はほとんどが食事の写真でした🍴
食いしん坊な旅行だったようです。
時間、行程は写真から想定しました。



サイパンへ向かう

10:00 サイパンへ向け成田空港離陸

グアムへ向かう🛬



機内より

窓際の席からわたあめみたいな雲が一面に広がる光景が見える。

機内食

11:00頃

機内食

<メニュー>
・オープンサンド
・フルーツ🥝🍑🍊
・サラダ
・飲み物


機内より

少しづつ🛬下降

サイパン島が見えてくる

サイパン島が見えて来る。
青いグラデーションの海が綺麗。

サイパン国際空港

サイパン国際空港着陸。
空港よりシャトルバスでホテルへ向かう。


滞在ホテル

ホテルの近くに大型ショッピングセンターやコンビニなどお店があり賑やかな界隈。


【サイパン】

北マリアナ諸島連邦に属するサイパンは面積約123㎢、北海道利尻島とほぼ同じ大きさ。
人口は6万人弱、グアムと同じチャモロ系住民が3割、他韓国、日本、中国など東アジア系住民も居住する。
周囲を海に囲まれ、独自の生態系が発達、島の周りには1500種類以上の魚も見られ、南国らしく果物の種類もとても豊富。


ホテル通路

サイパンの歴史】


紀元前2000~1500年頃チャモロ族がマリアナ諸島に定住。
            ↓
1521年世界一周中のマゼランがマリアナ諸島に到達、1565年スペインが領有を宣言しスペイン王女マリー・アンヌ・ドートリッシュの名から『マリアナ』と呼ぶように。
            ↓
その後ドイツの支配下に、そして第一次大戦中は日本軍の支配下におかれる。
            ↓
太平洋戦争がはじまりアメリカ軍が上陸し日本軍が大敗。
1986年アメリカの主権下、自治領に移行し現在に至る。

スペイン、ドイツ、日本の支配そしてアメリカの自治領に至るまでたくさんの命が失われました。

グアムと同じく日本から直行便で3時間。
常夏で青い海に囲まれたリゾート地として人気のサイパン。
戦争の歴史を伝えるスポットへ行かなかったことはとても心残りです。
バンザイ・クリフ、スーサイド・クリフ戦没者の碑、日本刑務所跡、彩帆香取神社、砂糖王公園など…。
今のリゾート地としての華やかなイメージとは違うスポットへ行き、手を合わせることで少しの時間だけでも戦没者の霊に寄り添うことになったのでは…。
心で思うだけでなく具体的に行動すべきだったと思う。
もしかしたら、そういう場所へ行くことが怖かったのかもしれない。

1日目昼食

どこかのホテルでブッフェ。



ホテル通路


ホテル巡りへ

シャトルバスでホテル巡りへでかけたらしいが、どこのホテルに廻ったのかは記載されていない。

🚌内より


マウントカーメル大聖堂

大聖堂の外観から撮影。
スペイン統治時代に建立されたが太平洋戦争で倒壊。
1949年アメリカ人ボランティアの働きで再建。
1984年にはローマ法王により北マリアナ諸島連邦のカトリック教会を統括する大聖堂に格上げされる。
一見教会に見えない造り。
教会前広場の花壇に囲まれた聖母マリア像が、教会内にはイエスと使徒達の像も。


マウントカーメル大聖堂


名鉄マート

日本食、日用品もそろう日系スーパー。



ランチを取ったレストラン

2日目昼食

レストランでブッフェの昼食。



夕食

友人が行きたいとリクエストしたレストラン、コーヒー・ケア。
窓際の席からは海が一望できる。
海辺の写真を撮影しなかったのが残念🏖


夕食 パスタ


デザートは大きなタルト

ホテルへ戻る。


3日目昼食


ランチ レストラン


3日目の昼食もブッフェだったよう。

ここで旅行記が終了している。
旅行記添付の行程から4日目10時発の便で帰途に就いている。

サイパン旅行をふりかえりました。
次回行く機会があれば、戦争の歴史の名残の残る場所へ行ってみたい。
今年は終戦後78年、先日沖縄戦争終結の慰霊祭をTVで中継していた。
サイパンに『おきなわの塔』がある。
日本統治時代沖縄県民1万人がサイパンに移住し製糖産業などに従事していたそう。
犠牲になった人たちの慰霊碑である。
隣に同じく多くの犠牲者を出した韓国人慰霊平和塔が建てられているそう。

世界で続く戦争が一刻も早く終わることを祈りつつ…

グアムとサイパンは近く似た国というイメージだった。
ガイドブックを見る限りサイパンの方が戦争の歴史を伝えるスポットが多いように思われた。
サイパンの戦いの方が戦死者が多かったからか。
海が綺麗なところ、レジャー面は似ている印象だった。
今回の旅行記はシリアスになりました。
グアム、サイパン旅行をされたことがある方は、どうお考えでしょうか?

お読みいただきありがとうございました^^

次回はカナダ&アメリカ旅行をふりかえります。


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