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横浜ワンデーツアー 三渓園、元町、中華街、山下公園、みなとみらい

今週は2回ワンデーツアー。横浜と、鎌倉+横須賀で、どちらも同じ、シンガポールからのお客さん。

前回同様、今回もすーごく素敵なご夫婦。ワンデー、楽しすぎる。

東京に比べると鎌倉ツアーはぐっと本数が減り、さらに横浜は少ない。横須賀なんて、激レア。で、どうしてこのツアーを選んだのか聞いてみると、旦那さんがもともと日本の会社と取引がある仕事をしていて、いままでに出張で8回来日経験があり、主要な観光場所はもうめぐっているのだとか。

今回は今日の横浜、明日は藤子不二雄ミュージアム、明後日は鎌倉・横須賀で、そのあと伊豆、名古屋を周る予定だとか。

今日は東京のホテルピックアップで、その後1時間近く電車に揺られて横浜に向かったため、道中であれこれおしゃべりをする。

日本の会社の独特の風習、文化、習慣。ワーキングマザーをとりまく両国の状況。

シンガポールでは住み込みのお手伝いさん(出身国は主にフィリピン、インドネシア、ベトナム)を雇うことがごくごく一般的であること。

日本もシンガポールも街が綺麗だが、日本は個人がそれぞれ掃除をするのに対して(しかも街にゴミ箱がほとんどないのに)、シンガポールは街のあちこちにゴミ箱があり、政府がお金を払って雇った掃除をするひとたちが掃除をしているところが異なること。

日本では産休・育休制度は整っているが保育園不足が問題、シンガポールは数ヶ月間しか育休がないが保育園の数は足りている、ただしすべて民間のため月10万前後かかること。

個人的に、日本の話をするのも(歴史や文化に限らず、上記にあげた生活習慣や考え方などが特に)、他国の話を聞くのもすごく好きなので、こういう時間は本当に楽しい。いつも役得だな〜と嬉しくなる。

で、そんなこんなでおしゃべりをしているうちに、桜木町駅へ。バスに乗り換え、三渓園へ。

三渓園は製紙業で富を築いた明治の実業家・原三渓の私邸を、公に公開した公園。主に京都、他には奈良、白川郷などから移築したお寺、民家、茶室などがぎゅっと集まっていて、京都に行く時間がないお客さんにはお勧めしたりする場所。

原三渓は芸術にも傾倒しており、画家や作家のパトロンをつとめ、茶人でもあった。ので、園内ではお茶が楽しめたり(表千家と裏千家から交代でご婦人方がいらして、お点前を見せてくださる。外国人であれば自分でお茶を点てる体験もさせてくれる。先日読み終えたばかりのお茶の本から得た知識がさっそく役に立った!)、三溪の個人コレクション展示を見られたりもする。

ゆ〜っくり三渓園を楽しんだあとはバスで元町へ。元町でランチを食べ(お気に入りのフレンチ!日本式カジュアルフレンチもいいよ〜と連れて行ったら、喜んでもらえた。シンガポールではフレンチは高級レストランしかなく、カジュアルフレンチのお店はないらしい)、中華街を歩き、山下公園、赤レンガ倉庫(オクトーバーフェス開催中!)を歩き、桜木町へ。

もっと案内したかったのに(素敵なお客さんだとこうなる)、新宿で友人と待ち合わせがあるというお客さんを横浜駅で湘南新宿ラインに乗せこんで、業務終了。

前回も今回もラッキーなことにお客さんに恵まれて、仕事なのにノーストレスで、ひたすら楽しかった。やっぱりワンデーもっと増やそうかな。。

*写真は三渓園の展望台からの眺め。三渓園は伝統的な日本の庭園、邸宅が楽しめるのに、外はこんな感じでザ・工業地帯。このギャップが面白い。


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