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通訳案内士は季節労働者(的な側面が強い、特にロング)

イケハヤさんがnoteマガジンで「機械に仕事が奪われる時代。「季節で仕事量を変える」という道を歩もう。」という記事を書いていた。

まさに通訳案内士って季節労働者みたいなもの。特に、ロングツアーのスルーガイドをメインとしているわたしみたいな働き方をすると。

インバウンドの最繁忙期は3月下旬〜5月上旬、次が10月〜11月上旬。外国人観光客自体の数が激増しているので、閑散期なはずの夏と冬にも相当数いることはいるのだけど、少なくともロングツアーの催行本数でいえば波がある。エージェントによっては6〜8月、12〜2月にはツアーの催行がない。

たとえばわたしの場合でいうと、2016年度のツアーは3月から始まり、7〜8月はツアーがなく、9、10、11月とツアーをして、11月の中旬には最後のツアーが終了。2017年3月まで3ヶ月半ロングツアーがない(!!!)。

今年はツアーがない期間も1〜2月ベトナムトレーニング、7月エージェント2社のトレーニング、8月海外スタディツアーが入ったけれど、来年以降は少なくとも長期トレーニングを受ける予定はない。

なので、通訳案内士1本でばりばり働いている先輩方は、シーズン中はとにかくノンストップでツアー、ツアー、ツアー。同じエージェントのツアーを年間10本こなすひともいれば、複数のエージェントのツアーを交互にやるひともいる。で、オフシーズンは休む。

ただ、その働き方は体力的にかなりきついうえに、そもそもどピーク以外のツアーアサインを受けられる、パフォーマンスがいいトップガイドのひとのみ、可能な選択肢。わたしの場合、パフォーマンスもそうだけど、家族との時間も確保したいので、現状では考えられない選択肢。

となると、シーズン中適度な間隔を保ちながら一定数のツアーをこなしながら、ツアーに出ていない期間およびオフシーズンに在宅もしくは少なくとも宿泊を伴わない仕事をする、という働き方がしっくりくる。

というわけで、そこらへんを含めた働き方、絶賛模索中です。
(先日友人と、「この歳(アラフォー)になって模索中ってことは、もうきっと一生模索だよね。ていうか模索がアイデンティティーになっちゃってるよね」って話してました。。)



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