お客さんと過ごした幸せな瞬間、お客さんからもらった優しさ
ツアーでは、毎回とっても幸せな瞬間がある。お客さんからもらう優しさに、ほろりとくることもある。印象的だったことを、ちょこちょこ書き留めていっていこうかなと思います。
広島でのお好み焼きディナーのあと、急ぎ足で向かった縮景園の夜桜ライトアップ。あまりの美しさに、お客さんと一緒に大はしゃぎ。幻想的な竹林と夜桜、素晴らしかった。
宮島の弥山。「30分くらいかな〜」なんて徒歩で山下りしたら、ゆうに60分はかかってしまった。その後数日間、参加者はふくらはぎの筋肉痛に悩まされたけど(もちろん私も)、おしゃべりしながら、つかれがたまってきたあとは黙々と一緒に山を下ったあの時間が、今は懐かしい。
京都の伏見稲荷、「京都市内を見渡せてすごく綺麗だから中間地点まで行くのがお勧めだよ」とみんなで歩いて上って、暑くなったからソフトクリームでも食べようかとみんなと並んでいたら、先に列にいたお客さんが、「はい、これ、Yumiの分」と言って、ソフトクリームをご馳走してくれた。
京都最終日の夜、家族にお茶を買いたいというお客さんを京都駅のお茶のお店に連れて行って、「これ美味しいよ!私も大好き」とお勧めしたさくら茶とこんぶ茶。お店から出たら、それぞれひとつずつを袋に入れて、「はい、これ、Yumiへのプレゼント。これ飲むとき、私のこと思い出してね」と、プレゼントしてくれた。
京都の最終日の夜、有志で、ホテル近くのブリティッシュパブへ。お店のメニューにあった「英国におけるパブとはなんぞや」的なウンチクにつっこみをいれるイギリスからのお客さん。興味津々でレッドビアを頼んで、一口飲んで変な表情を浮かべるお客さん。みんなでお酒を飲むのって、なんであんなに楽しいんだろう。
箱根の宿での夕食のあと、みんなで浴衣姿の大撮影会。いろんな組み合わせで、なんどもなんども写真を撮った。私の1番のお気に入りは、女性のお客さん2人が相撲の取り組みをして、男性のお客さんが行司さん役をやっている1枚。What's upのグループチャットに、"The first femal sumo wrestlers in Japan"ていうタイトルで写真が送られてきた。
フェアウェルディナーで、ツアーの〆の挨拶をして、みんなにお礼を言ったら、みんなから、サプライズのプレゼントをもらった。梅酒、ロクシタンのさくらリップ、京都の和小物のショップのがま口財布、シートマスク、チョコレート。訪問先の各都市で、代わりばんこでちょこちょこと私の好きなものを聞いて集めてくれてた。
フェアウェルディナーあとのカラオケ。最後の〆に私が歌ったら、みんなでコールをしてくれ、盛り上げてくれて、「最高の旅をありがとう」となんどもお礼を言ってくれた。(ちなみに私は本来カラオケすごく苦手なのだけど、トップバッターできゃりーぱみゅぱみゅをふられ、ヤケクソで振り付きで歌ったら、なんかいろいろふっきれた気がした笑い)
う〜ん、こうやって思い出しながら書いているだけで、泣きそう。本当にいい仕事だな〜とじわり。。
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