熱を出して学校を休んだ息子と過ごす、連休明けの雨の火曜日

9月ってこんなに雨が降るものだったっけ。梅雨が短かったぶんを取り戻すかのように、毎日、雨、雨、雨。雨は嫌いじゃないのだけれども、ハイキングやバーベキューを予定していた3連休にもがっつり降られちゃうと、なんだかなあという気分に。ひさしぶりに、かんかん照りの日に干した、日光をたっぷり吸い込んだ洗濯物の匂いを嗅ぎたい。。

連休明けの雨降りの火曜日、熱を出して学校をお休みした息子と、のんびり過ごしています。

朝食を食べて、夫を送り出したあとは、パジャマのまま、お互い読書。息子はお気に入りの絵本、わたしはスマホ依存の危険性に脳科学の観点から迫ったノンフィクション『神経ハイジャック もしも「注意力」が奪われたら』(今朝から読み始めてまだ4分の1くらいだけど、相当面白い!読み終えたら感想書きたいと思います)を。もうすぐ7歳になる息子が、絵本1冊を自分で読み終えられるようになったことに、地味に感動。

ソファで寝そべりながら1時間くらい本を読んだあと、今度は『風の谷ナウシカ』をビデオで。ひさしぶりに見たけれども、やっぱり名画すぎる。。ナウシカの生き様が格好良すぎて、ところどころで、大号泣で嗚咽。。

熱があるといっても多少の熱だと子供はいたって元気。今日も学校に行かせてもよかったのかもしれないけれども、連休明けで、この雨で、体調がいまいちなときに学校なんて行きたくないよなあと、おやすみにした。学校に行かなくていいとわかって安心して、のんびり安心して本や映画をたのしんでいる息子を見て、やっぱりおやすみにしてよかった、と思った。

自分の小学校時代の記憶なんてもうほとんどないし、特別いやな想いをしたわけでもないのだけど、毎日重いランドセルを背負って学校に徒歩で向かう息子を見るたびに、彼がこれから過ごしていかなくてはならない学校生活の果てしない長さに、くらくらしそうになる。

小学校に、中学に、高校に、大学、もしかしたら大学院。大学あたりからならもう1回やってもいいかなという気もしなくもないけれど、小中高をまた繰り返せと言われても、絶対にいやだ。毎日朝から夕方まで授業がぎっしりで、膨大な時間を、大勢の先生やクラスメートと顔をつきあわせて、うまいことやっていなかくちゃいけないなんて。。。その間、友人関係や勉強のこと、クラブのことや、将来のこと、あれこれ思い悩んだり、クラブ活動に精を出したり、塾通いをしたり、あの頃の自分て、なんていそがしくて、一生懸命だったんだろうってつくづく思う。

なので、これからものすごく長い学校生活をサバイブしていかなくちゃ息子が、たまに学校をやすみたいといったら、熱なんかなくたって、休んじゃえばいい、ぐらいに思っていたりする。ツアーに出ていないとき限定ねってなっちゃうのがなんなのだけれども。。。




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