やっぱり1日ツアーよりロングツアーが好きだな、と痛感した日
昨日は4ヶ月ぶりの1日ツアー。しかもバス(バスツアーはほぼ1年ぶり?)!ガイドしたことのない都市だったし、ツアー前日にちょっとしたトラブルもあり、それなりに緊張して臨みました。
が、やっぱり1日ツアーよりロングツアーが好きだなと痛感し、しばらく1日ツアーは受けるのをやめることに。その理由はこんな感じです。
1. 1日ツアーは要求度が低い
当たり前ではあるけれども、1週間も10日も寝食をともにするスルーガイドに比べて、1日だけアテンドするガイドへの、お客さんの要求度はがくんと下がる。なので、気楽ではあるけれども、張り合いがない。
2. お客さんとの関係性が薄い
これもごくごく当たり前。ロングツアーであれば日が経つにつれ、時間を共有するなかで自然とお互いへの理解が深まっていくもの。1日、しかも大人数だと、それは薄まるのも当然。
3. お客さんにしてあげたいという気持ちも薄まる
これはひとそれぞれだろうけれど、私は少なからずお客さんへの好意が、よりよい時間、経験を提供してあげたいという熱意のベースになっているので、当然そこも薄まっちゃう。もちろん、プロとしてやるべきことはきっちりやる。でも、それ以上のプラスアルファをどこまで出していけるかっていうのは、強い動機がないとできない。
4. できることの幅が狭まる
1日のお客さんだと、そのツアーの前にどの都市で何を見てきたかという情報も限られてしまうし、ひとりひとりの嗜好を把握している時間もない(その前にツアーが終わっちゃう)。なので、ベーシックな行程をもとにして、どれだけお客さんに合わせたアレンジが提供できるか、という幅も狭まる。つまり工夫する余地があまりない。
5. 通勤がつかれる
都内始まり、都内終わりだったので、行き帰りの通勤がつらい。そのつかれだけでパフォーマンス落ちる気がする。
6. 朝緊張する
お客さんの顔を見るまでが1番緊張する。なので、同じ稼働日10日間であれば、10回新しいお客さんと毎日はじめましてするより、10日間同じお客さんとツアーするほうがいい。
昨日のお客さんはグループだったので、FITだと当然勝手も変わってくる。それでも、私はロングツアーのほうがずっと好き。ということで、今年は極力1日ツアーは避けて、ロングに集中することへの確認が強まりました。
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