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女子大生が家に来る

manmaという女子大生のチームが企画運営している、家族留学というプログラムがある。

女子大生が働く母の家庭に「留学」して、数時間一緒に過ごすことで、キャリア、母になるということ、仕事と子育ての両立といった彼女らが気になるテーマについて学ぶ、というもの。

最初に知ったのは、教育系のNPOを主催している知人のFBでの投稿がきっかけ。すーごくいいプログラムだなあとすぐに興味を持って、登録だけはしておいた。あれかれはや半年近く、なかなかお声がかからなかったのだけれど、ここにきて、ようやく実現。

というわけで、今日の夕方、女子大生が我が家に来るのです!この、なんとはなやかな響き。たのしみすぎる〜。

わたしより彼女の訪問を心待ちにしているのが、息子。彼はもともと家にひとがくるのが大好きで、しかも女子大生のお姉さんともなれば、もうおおはしゃぎ。

昨日、「⚪︎⚪︎ちゃん、明日くるんだよね?」と何回も確認しては、興奮をおさえられない様子。

このプログラム自体、働く女性、働く母の実情がわからないという、自分たち自身の危機感、問題意識にもとづいて、女子大生たちが自ら立ち上げて、運営してきたのだそう。すーごくいいプログラム!わたしが大学生の頃にこんなプログラムがあったら、絶対参加したかった。

若いうちから、自分が属する年代、環境とは異なるひとに多く接するってものすごーく大事だと思っている。その幅の広さが、そのまま現実的な選択肢として、考えられるようになるから。知らないことは、選べない。まずは、知ることからであって、若いうちはどうしてもその幅が狭くなっちゃう。きになることがあれば当事者に聞くのが1番で、このプログラムはまさにばっちり。

家族留学を受け入れる側にしても、自分の子供が大学生と過ごせる時間は大きい。わたしにとっても、自分のキャリアをひとに向かってはなすことは、とてもいい棚卸しになる。ひとに説明しようとして始めて、自分が理解できるということはすごく多いから。

というわけで、今日は家で仕事や事務作業をしつつ、彼女を迎えるために、家の掃除や夕食の買い出しなどをしようと思います。あ〜、たのしみ!

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