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お客さんがきれた日に、ひとりだけど、ひとりじゃないなと思った話

昨日、お客さんがいきなりきれた。ガイド歴2年目にして初めて、お客さんに怒られた。

もちろん、わたしにも落ち度はある。配慮も足りなかった。でも、びっくりした。ショックだった。

もう話もしたくない様子のお客さんに「ごめんなさいね。。」と最後に謝り、部屋に戻って呆然としていると、涙が出そうになってしまった。。

ツアー中、年がら年中お客さんと一緒にはいるけれど、基本的にガイドは孤独。表面的には仲良くやっているように見えても、あくまで彼らはお客さん、わたしはガイド。立場がちがう。なので、大勢で一緒にいても、どこまでも、ひとり。

でも、ひとりだけど、ひとりじゃない。昨日、わたしはそっこうでマネージャーにメールをして、電話で話を聞いてもらって、アドバイスをもらった。同期にもいつものLINEで速攻報告して、なぐさめてもらった。師であるベトナムTLのEにもメールして、夜に時間をとってもらって、電話で相談して、またアドバイスをもらった。みんな親身になって、事態を改善させるための、たすけをくれた。

もちろん、実際にお客さんの前にたち、怒りの感情や非難の言葉を直接浴び、対応するのはわたしひとり。でも、たくさんの仲間たちに支えてもらっている。

きれられたこと自体はショックで、泣きたくなったし、今日はそのひとの顔も見たくなかった。でも、そんなことおくびにもださず、にっこり笑って、何もなかったように接して、それでいて、個別に話をする機会をつくって、必死になってお客さんのネガティブ感情のガス抜き。今日も変わらず不機嫌だったそのひとは、夕方にはようやく笑顔を見せてくれた。ほっ。。。

はー、またひとつ山を登ったような感じ。毎日いろいろあるけれど、ひとつひとつ乗り越えてきている!がんばれ、わたし。そして、みんな、ありがとう。

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