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20th Mt.富士ヒルクライム 2024

第3ウェーブ出走
30-34歳代 2位 1:01:48

いわずと知れた国内最大規模のヒルクライム大会。去年くらいから知り合いが多く出場していて結果も残している大会なので、なんとなく出たいなーと思って初めてエントリー。全国規模の大会だし、全国的な自分の立ち位置も分かれば良いかなという感じ。矢島の結果などなどから、たぶん選抜でエントリーもできたんだろうけど、現状のパワーではとても戦えないのはよーくわかっているので年代別で。今年は練習仲間のstravaいいねCEOとヒルクラ能力がほぼ変わらない(向こうの方が強いけど)ので、正直よっぽどのトラブルが起きない限りゴールドは取れるだろうと思っていた。

前日

6月1日の5:30頃秋田を出発。
ツイッターのフォロワーさんのご厚意で、山中湖にある宿にご一緒させていただくことに。8時間休憩を挟みつつ運転して、14:00少し前に集合場所の談合坂SAに到着。と、遠い。
そこからは連れ立って富士急ハイランドの駐車場へ。富士急から受付などがある富士北麓公園へはシャトルバスが出ていたのでそれに乗る。
北麓公園に降り立った途端に見たことない自転車の数と人にテンションが上がる。受付会場の体育館にいた人だけで東北のサイクリストの合計くらいいそうだった。
手荷物を預けて適当に会場を見て回り、宿へ移動。
山中湖の周辺をサイクリングしたりご飯食べたりしてリラックス。過ごしやすい宿でとても良かった。関東圏のフォロワーさんには感謝感謝です。
なんだかんだ22:00就寝。

当日

3:00起床。起床即昨晩買ったビビンバを食べる。最高に眠いけどビビンバは美味い。食べ終わる頃には完全に覚醒。しばらく減量中だったので我慢していたパンもつまむ。パン美味すぎる。4個入りの黒糖マーガリンパンだったけど、気づいたら全部食べてた。その後トイレで3回ほど軽量化。昨晩食べたプルーンのお陰かよく出た。ちなみに富士急のトイレでも出たので4回放出。
明朝に雨が降ったようで、外は肌寒い。でも体を動かしていれば気にならない程度。

栗駒ヒルクライムの時に同じく秋田のT村、A平さんと回してゴールド取ろうよ!という話をしていて、なんとなく合流できれば良いなぁと思っていたけど、同じ第3ウェーブ内と言えど人が多すぎてちょっと会えないかなと思ってた。関東のフォロワーさんとも手荷物預かりなどなどのタイミングではぐれてしまい、泣く泣く一人で列に並ぶ。
富士急での長蛇のトイレ列に捕まってしまい、第3ウェーブの後半スタートになってしまった。多分ウェーブ内の第5スタートくらい?
列に並びだしてすぐ、後ろからA平さんとT村さんに声を掛けられる。オレンジの車体が目立って見つけてくれたらしい。良かった~。
なんとなく3人でペースの確認をして、震えながらスタートを待つ。

スタート

3人で固まり、なんとなく私が先頭で計測開始地点を超える。
ピーキングは上手くいってる感じで、当社比足がよく回る。
出走人数が多いので手近な目標が次々現れるので、ひたすら前の走者を抜いていく。事前にペースの合いそうな集団があれば乗っていこうと思っていたけど、そんな集団はなかった。途中ペース早すぎかなと思って微妙に遅い集団に少し着いたりもしたけど、今思えばただ時間をロスしただけだった。
前半は楽しすぎて先頭交代せずにひたすら前を引く。A平さんにペース早いです!と怒られたりもしたけど、パワー的には4.7倍くらいで5倍も出てないし、正直年代別で着ることを第二目標にしてたので特にペース維持でごめんなさいさせていただいた。申し訳ない。
聞いてはいたけど、ほんとに緩斜面ばかりでフロント48のアウターならインナーいらず。後ろは28tあれば十分。一番使ったのは25tだと思う。今朝の寒さでファッキンスラムが発症していて、ロー側に変速する時に反応しないことがあるのが本当にイライラした。連打してれば変速自体はするからなんとかなったけど、今後なんらかの形で解決したい問題。

何分引いてたかはさっぱり覚えてないけど、T村さんが前に出てくれる。これくらいの緩斜面だとやっぱり後ろ着くと楽だ。この頃にはもう二人旅。ちょくちょく後ろに誰かが着くということはあっても、数分したら千切れるという感じだった。なお、途中間に挟まってきたおっさん、中切れしそうになったりツキイチなのにペース上げ下げしたり邪魔の極みだった。許さん。
順調にT村さんとペースを確認しながら回して、奥庭まで目標タイムぴったりくらいで進む。
どこからだかははっきりわからないけど酸素の薄さは感じた。心拍の割にはパワーが出ない。5倍くらいかなって感覚で踏んでると4.5倍くらいしか出てないから意識的にパワーを出すように踏まないといけない。まぁ疲れてただけ説もある。
奥庭通過してから一瞬だった。事前学習で見たラストのトンネルがすぐに見えて、あれもう終わり?って感じで心の準備ができる前にラストスパート。ちょうど前には前半にスタートしたであろう大集団がいて、その人たちを風よけにしながらスピードを上げていく。T村さんが鬼のようなペースで集団をぶち抜いていくので着いていくも、人に前を塞がれたりして車間が切れて、10秒ほど差が開いてしまった。スプリントするにも人多すぎて危ないなと思ってほどほどのパワーのダンシングでゴール。手元計測62分弱。
平均パワーは272w。スタート地点の標高が既に高いのも関係あるのか低いなぁ、頑張って無いなぁというパワー値。よくわかんないけどこれが実力ですね。

ゴール後はいろいろなお知り合いと談笑して下山開始まで待機。名物のメロンパン美味しかった。

下山後は年代別に着順が出るまで死ぬほど待った。選抜の表彰が終わってしばらくしたらリザルトが出て、T村さんとワンツー。山梨まで来た甲斐があった。第一目標(ゴールド)と第二目標(年代別表彰)どっちも達成できて大変満足した。あわよくば1位がよかったけど、仲間内の着順はどっちでも嬉しいからいいや。

来年は年代別でプラチナトレイン作るか、選抜でエントリーするか、そもそも出場するのか、いろいろと選択肢があるけど、冬場のトレーニング次第ですね。

あー楽しかった!遠方のレースもちょっと旅行した気分になれていいなぁ。富士ヒルも国内最大規模な大会だけあって運営も洗練していて良かった。この大会に賭ける人が多いのもわかるなぁ。


みんなの日頃の行いが良いから晴れた。最高。


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