芸人智論を辞めた理由について

2019年の春頃、ピン芸人の僕は何か新しいことを始めないともう売れないんじゃないかと思って本格的にYouTubeを始めた。

R-1には夢がないとかいうけど本当にそうでM-1は準決勝で爪痕残せば食えるようになれる人も結構いる中、R-1は優勝して初めてやっとなんとか食えるようになる、そんな感じ。

僕はR-1で三度準決勝に行ったけど、テレビはもちろんライブのオファーもほぼなかった。

おもしろ荘や細かすぎて伝わらないモノマネに出た後の方がまだライブオファー増えた感じ。

YouTubeではショートピンネタを100本近くあげたけど、あげただけって感じで全然伸びなかった。

自分の好きなジャンルであるお料理動画もやってみた。料理世界最速カレー作りとか、いいねの数だけ牡蠣を買って(180個)牡蠣料理しまくるとかそんなんしてバズろうとしたんだけど、それもあんまりだった。編集したりテロップつけるの大変だったし。

もっとシンプルで続けられることないかなーって考えたときに始めたのが芸人智論というお笑いを語るYouTubeだった。

馬鹿よ貴方はの新道さんが先駆者としてお笑い語りのYouTubeをやっていたので似ないように1人喋りにして、動画じゃなくラジオにした。

これがなかなか良くも悪くも反響があった。

ライブに行けば芸人達に「芸人智論聞いてますよ!面白いですね!」と言われたりTwitterで検索すると「芸人智論とかやってるMORIYAMAきもい!ウザイ!」とアンチコメントも増えてなんか人生で初めてYouTubeに少し手応えを感じた。

有名人で言うとモグライダーのともしげさんに「最近聞いてるよ!YouTubeで暴れてるらしいじゃん!」と言われたり、ラランドの西田さんに「芸人智論聞いてます!」とリプを頂いたりした。

大バズりこそしないけど一日5人くらいのペースで登録者が増えていき、年内には1000人は行くかなーとか思っていた矢先、、、芸人智論は190回目に突然終わりを迎えた。

ここから先は

905字

¥ 500

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?