9/17 もうちょっとめちゃくちゃになりたい

①夫の友人

今日夜ごはん食べながら、夫の古い友人の話を聞いた。
その人はめちゃくちゃな人で
なんか、それがすごく今の自分が欲してた感じだった。

生きるの下手なのとか、全然まともじゃないのとか、いいよな〜と思った。
なんか、そういうのが、やっぱり好きなんだなあと思った。

自分も、生きるの下手で、全然まともじゃないくせに、なんか、いろんな場面で
「ま、ある程度は、はい、いちおう、ちゃんと、はい、いちおう、できます」みたいな感じにしてしまう。

そういうことが積み重なって、なにかを築いてしまってる感じがある。
ぶち壊したい。

……

②ぶち壊したい

結婚というのをして、
「妻のひとみです」みたいな自己紹介をしないといけないような場面とか特に、
取り繕ってしまう。
ちょっとまともな感じを出そうとしてしまう。

でもそういう場面は、仕方ない感じもある。
そういう場面で取り繕わないのは、わたしにはまだ難易度高いから、徐々にどうにかしていけばいいかなと思う。

それよりも、全然取り繕わなくてもいい場面で、まともぶってしまうのは、いますぐやめたい。

すでにある程度、がちゃがちゃなとこもあるけど、本当は、もっとがちゃがちゃだ。

それなのに、ちょっとスマートに見られたい、みたいな気持ちが働いて、演じてしまうときがある。

そのときは、そう見られたかったんだからまぁ仕方ないかと思うけど、

さっきのめちゃくちゃなエピソード聞いたら、なんか、小さい世界観というか、本当には信じてない価値観に、自分を合わせてたように感じた。

そういえば自分そんなんじゃなかったな、と思い出した感じがした。

……

③むかしの思い出

むかし、専門学校を卒業してすぐ、福岡の出版系の会社に入った。そこは、みんなある程度ちゃんとしてて、明るくてユーモアもあって、オンオフがきっちりしてるというか、ワークライフバランスがいい感じ、みたいな、たぶん、いい感じの会社だった。みんなだいたいオシャレ、みたいな感じで、ある一定のセンスと常識を全体で共有している感じがあった。

たぶんとても良い会社だったと思うけど、わたしにはちょうど無理で、すぐ辞めた。
すぐ辞めて、東京に行った。
東京で映画のスタッフを始めた。

知り合いの人がやってて、そのアシスタントみたいな感じで現場に入るようになった。

そこはもうみんな、めっちゃくちゃで、最低みたいな感じの人が大勢いて、大金持ちも、国籍?が無い人も、めちゃくちゃな美人も、いろんなとこ出禁の人も、ぐちゃぐちゃにいて
みんなしょっちゅうケンカしてて
大人がしょっちゅう怒鳴り合って泣いててゲラゲラ笑ってて
なんとなく、めちゃくちゃ安心した。
ワークライフバランスとか無かった。

なんか、バカ丸出し、という言葉が浮かぶ。バカ丸出しで、みんなかっこよかった。それで、すごい人数を動かして、大金を動かして、映画をつくっていた。

そういうのが好きだなぁとそのときすごく思った。
わりとすぐ辞めたけど。

……

インドネシア

インドネシア行ったときに、貧富の差がすごくて、貧しい感じの地帯は、下手したらその辺で人が野垂れ死んでるんじゃないかと思うような雰囲気で、
でも熱気があって、
血を感じて、よかった。
生きている感じがした。

……

⑤いかがでしたでしょうか

いかがでしたでしょうか、というのを、一度やってみたいと思っていた。「いかがでしたでしょうか」…なんとなく怖いね。なにかの死を感じるね。

めちゃくちゃな人を見たら、なんか安心する。わたしの中にある何かを許されているような気がする。
なんでもあるのが宇宙、というのを垣間見れる感じがする。
わたしもそうなりたい。

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