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【Oilpastel#10】初めて描いた人物画が怖すぎた。

今回は苦手分野を描くことによって得られた『絵を見る側と描く側の感覚の違い』についてと『行動することの大切さ』について書きました。


私が最も興味があり、最も苦手としているのが『人物画』です。

「苦手苦手」といって描かないままだと、いつまでたっても現状を脱することができないので、挑戦してみました。

もちろん使用するのはオイルパステルです。


なにこれ。

こっわ(苦笑)

なんじゃこりゃな出来栄え。
理想の画風はコレっていうのがないので、完成のイメージがわかず、ただひたすら描いていったらこうなりました。


やはり描き始めの時点で大枠の完成イメージをもっておくのは大切だと実感しました。

どこで終わればいいのか、
なにをもってして完成なのか、最後までわかりませんでした。

引きで見てもやっぱり怖い。

私は出来上がった作品を、下手でもクソでもまず初めに妻に見せるようにしていますが、さすがに今回は迷いました。

だって全然良い部分が見つからなかったから。
失敗作としてゴミ箱行きやなぁなんて思いつつも、とりあえず笑いのネタとして見せました。

すると、
『めっちゃいいじゃん!』

という予想外すぎる反応。

思わず笑いながら『どこがやねん!』と突っ込みました。

しかし妻曰く、
『私は好きな画風』
とのこと。

画風・・・?

個人的には下手すぎて画風云々の話ではなかったのですが、

やはり絵っていうのは、見る人にとって“上手い下手”よりも、“好きか嫌いか”の方が重要なのかなって思いました。
上手ければうまいほど好感度の高い作品になるのかといえばそうではないですもんね。

しかし、描く人にとってはスキルアップは重要です。
描いている時の充実感や、次の作成へのモチベーションにも繋がります。

自分の達成感や充実感の獲得は、自分の人生を豊かにすると思います。

そのためにスキルアップは軽視できないし、結果的にその作品が劣っていたとしても、納得できるレベルまでは最低限引き上げておきたいところ。

見た人の感想の良し悪しに関係なく、納得したいんです。

今回の絵は、納得できなかったし、充実感も得られませんでした。

したがって、予定通りゴミ箱に葬られました。
※元から描いた作品を大事にとっておくほうではないです。


それでも、得たことは全くゼロというワケではなく、有意義なこともありました。

・自分は人物画を描くことが苦手だと改めてわかったこと
・苦手とはいえ描いていて楽しかったこと
・今回は満足には至らなかったけどまた描きたいと思えていること
・つまるところやっぱり人物画が好きなんだなとわかったこと

細かくいえばまだまだありますが、これらも挑戦したからこそわかったことなので、無駄な時間ではなかったなと思いました。

取り掛かるまでも億劫、出来上がっても億劫でしたが、最終的には『行動』を起こさないことには、何も得るものはないのだと改めて実感しました。

思い立ったが吉日

とはよくいったもんですが、本当にそうだと思います。

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