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食べ森クラブ 活動レポート 2021年11月

こんにちは、森と踊るのなこです。

先月は残念ながら雨で活動を見送りましたが、今月は雲一つない秋晴れの中、今回もほぼフルメンバーに近い参加で賑やかに開催しました!

寒くなってくるとあったかい焚火がより魅力的になってきますね。

焚火を活用してあったかくて甘いものが欲しいな~…

というのはみんな一緒だったようで、朝、一人が「今日はお芋持ってきました!」と言うと次々に、うちもお芋!うちも!
うちはマシュマロ!うちもマシュマロ!

朝からみんなで大笑いし、楽しい予感しかしない一日が始まりました♪

今回は久しぶりの参加になったリュウさんからのレポートです。

それぞれがそれぞれのできることをそれぞれのペースで by リュウ

久しぶりに参加することのできたリュウです。

食べ森クラブの特徴として重要だなぁといつも感じるのは、それぞれがそれぞれの得意分野を活かして、それぞれのペースで、好きななにかをやっているという自由度です。建築に長じているメンバーを中心にバイオトイレをつくっているチーム。お茶を点てられる人がおやつの時間にみんなにお抹茶を振る舞い、それを手伝う子どもたち。他にも、焚き火担当のひとがいたり、体力のあるお父さんが子どもたちと遊ぶ係として森を駆け回っていたり、天然の自然薯を採るために土を深く掘り続けているペアがいたり。自然と役割が決まって場が動いていきます。

とはいえ、切磋琢磨して頑張るというわけでもなく、それぞれのペースでできる限りのことをしている点が一番大事です。例えば、今回はバイオトイレの壁を竹で組もうとしていたのですが、紐の結び方が難しく、ユーチューブで調べたり、本を読んだり、紐のための試行錯誤にハマってほとんどの時間を費やして、本来の目的であるトイレ設営は進まなかったというオチがつきました。でも、はじめに設定したゴールとは違った結果だけれども、新しい結び方を習得できたことは一つの成果だし、よかったねー、というような豊かな時間の使いかたが、森のそこかしこで為されています。

今回一番印象に残っているのは、2年前に仕込んだ野菜や果樹がようやく収穫できたことです。いつのまにか子供と一緒に選んで植えたシークヮサーの木が大きくなっていて、実を3つ収穫できました。植えたあとほぼほったらかしで、その存在すら忘れていたぐらいなのに。普段デザイン業をしていると3ヶ月単位でアウトプットを出すことが求められ、短期的な利益へ貢献をすることが常識としてあるけれど、森を育てるというのはもっと長いタイムスパンで考えていく必要があるんですね。

それぞれがそれぞれのできることをそれぞれのペースでやっている。

それは樹も人も一緒なのかも。当然ながら人間も動物で、自然と同様、自分にとって気持ちよいペース、気持ちの良いシゴトを意識的に選びとっていくとよいのかもしれないな、と気付かされました。

みんながやりたいことにチャレンジをしていく食べ森クラブはいつでも仲間募集中です。 何月からでも始められます♪
ぜひ一緒に森で冒険しましょう!!
2022年度お申込み受付け始めました! こちら


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