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海外赴任中の社員に聞く!タイってどうなん?

こんにちは。広報担当のナギです。

先日、タイにあるグループ会社へ転勤になる社員が、赴任前の挨拶に立ち寄ってくれました。まだまだコロナによる制限など大変なことも多い中、「がんばってきます!」と力強くお話されていたことが印象的でした。

トムヤムクンやゾウ使い、「サワディ・カー(カップ)」(こんにちは)や「コップンカー」(ありがとうございます)くらいしか分からないタイ。どんなところなのでしょうか。

暑い国だけど寒い?

日本から飛行機で約6時間で行けるタイ バンコク。現在、赴任中のスタッフに聞いたタイのことを少しご紹介します。

バンコクといえばとても蒸し暑いイメージですが、オフィスのあるビルは、寒いくらいだそうです。これは、室内をクーラーでガンガンに涼しくするのが最高のおもてなしと考えられているようで、羽織るものが手放せないとか。

微笑みの国のごあいさつ

タイといえば「微笑みの国」にっこり微笑みながら手を合わせ、合掌しながら「サワディ・カー(カップ)」ってご挨拶が有名ですよね。この合掌、「ワーイ」と言われるそうで、あいさつ代わりに誰にでもするものと思っていたのですが、現地では、目上の人に向けてワーイをされるそう。目下の者には自分からのワーイはしないものらしいです。知らないと相手の気遣いにも気づけないところでした。

頭を撫でると怒られる?!

子供たちからワーイを受けるととってもかわいらしくて、愛くるしい。思わず頭をなでて「よしよし」したくなりますが、ストップ!タイでは子供の頭をよしよしと撫でるのはNGなんだそう。頭にクワン※が宿っていて、他人に触れられるとクワンが逃げていくと考えられているのだそう。うっかり頭に触れて、子供の親に嫌な思いをさせない様にしたいものです。
(クワンとは生まれながら備わっている精神体、元気の魂のようなものなんだそうですよ。)

いつもはスプーン ときどきフォーク

最近では、観光客も増えてきているそうで、特にヨーロッパ系の観光客が多い印象だそうです。観光地も少しずつ賑わいを取り戻していて屋台での食事を楽しむ姿も。食べ物は辛味、酸味、旨味とバラエティー豊かで、なによりボリュームがあって、財布にやさしい。

食事は、基本、スプーンを使用し、フォークは食べ物を押さえるのに使うそう。タイの方はエビの殻もスプーン&フォークで器用に処理されるらしく、驚きです!

スプーン&フォークで食事をします。

自動車は主要産業のひとつ

いかがでしたか?現地で暮らしている日本人スタッフだからわかる違いもあり、興味深いお話でした。
そんなタイに当社のグループ会社はあります。少数精鋭のスタッフと日々活動を続けています。主に自動車内装部品を取り扱っているのですが、自動車はタイの主要産業のひとつで、タイの自動車生産量の9割以上が日本のメーカーなんだそうです。

自動車内装部品を扱うモリトグループにとってもタイは重要な場所です

些細なことでも文化の違いを感じるのは赴任しているからこそ気付けることですよね。現地だから分かる情報を日本のスタッフと共有しながら取り組んでゆく、これからも彼らの活躍が楽しみです。



少しずつ海外との往来が増えてきました。気を付けながらも以前のような生活に戻れるよう一歩ずつ進んでゆきたいですね。

最後に、ひとこと。
なんだか、タイ料理が食べたくなってきました!

タイに赴任中の社員がおススメするタイ料理「カオマンガイ」の写真を送ってくれました。
素朴だけれどおいしそうです!