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パーツの専門商社が本気でIDカードホルダーを作ったら、超こだわりのオリジナルな仕上がりになりました

オフィス街を歩いていると社員証のようなIDカードを首から下げているビジネスマンの方を多く見かけます。モリトでも社員用のカードがあり、業務中は身に着けていることがほとんどです。

みなさんもよくご存じのコレです

社員証って何が書いてあるの

世の中には、「ピッ!」と端末にIDカードをかざして、でオフィスへの入退室やセキュリティ、社員食堂での支払いなど、さまざまな機能が搭載されたものもあるそうです。

社員証に表示されいるものも顔写真が入っていたりと会社によって様々。なんとあのアップル社の社員証の裏には11の「成功のためのルール」が書かれているそうです。

【成功するための11か条】
その1:古いことに固執せず、未来を大切にする
その2:いつも真実を話す。悪いニュースほど早いほうが良い
その3:最高の誠実さが求められる。疑問があれば質問すること
その4:良いセールス・パーソンではなく、良いビジネス・パーソンたれ
その5:床を掃くのは全員で
その6:態度、話し方、顧客へのフォロー全てでプロであれ
その7:顧客の声に耳を傾ければ、概ね分かってくれる
その8:パートナーとwin-winの関係を築く
その9:スタッフ同士が気を配りあい、情報を共有するのは良いこと
その10:自分自身に捕われすぎない
その11:楽しめなければ価値がない

アップル社の元社員が海外掲示板に投稿したものによると2004年の社員証の裏に書かれてそうです。

社員用オリジナルカードストラップをリニューアル

そんなIDカードを入れるカードストラップには、モリトのアイテムが使われているものもあります。

実は、この春にモリトの社員用カードストラップがリニューアルされたのですが、その細部にまでこだわった仕上がりは、まさにパーツの専門商社モリトならではの完全オリジナル、モリトの本気をご覧ください。


今回のリニューアルでは、できる限り環境に配慮した材料を使用しながら、着け心地、使い心地のよいものを目指しました。

本体部分

まず、本体部分からご紹介します。

パーツのプロが作ったら…

本革のケースで表裏はバイカラー。この革はタンニン鞣しなめしになっていて、ロゴ部分は上海にあるグループ会社の東莞事務所の金具工場で加工していて、立体的な仕上がりになっています。

タンニン鞣しについて
革の鞣しの種類は、大きく3つに分類され、クロム鞣しとタンニン鞣し、コンビネーション鞣しがあります。革製品の約8割がクロム鞣しを施したものと言われていますが、この製法では化学薬品が使われます。それに対し、タンニン鞣しは、植物の樹皮から採取したタンニンを使用する最も歴史が古い製法だそう。天然素材のみを使うこの製法は環境に負担が少ないと言われています。

IDカードを入れるポケット部分は、外出が多い営業担当の社員には、営業活動に欠かせないETCカードやレシートなども入れておけるL字ファスナーウォレットとIDカードを入れるポケットの仕様になっています。ファスナー部分にはririのファスナーが使われています。また、オフィスワークが中心の社員には両面ポケットを採用、本体部分の軽さを叶える仕様になっています。

「ミニウォレットがついているとうれしい」
「軽いのがイイ」

社員の声に応える2種類となっています。

ririのファスナーがキラリ

ririファスナーについて
イタリアメーカー、ririファスナーはその高いデザイン性と機能性から、名だたる高級ブランドから絶対的な信頼を得ています。モリトのお客様でも、ハイエンドのアパレルブランドがririを採用しています。

ストラップ部分

次はストラップ部分です。
こちらもバイカラーでモリトとRideecoのロゴがプリントされています。

なぜ、Rideecoのロゴがはいっているのでしょう?

お気づきになりましたか?

そうです。このストラップ部分は、Rideecoの廃漁網リサイクルの糸を使用したジャガード織の紐を使用しているんです。

そして、ストラップの紐は芯入りになっていて、業務中ずっとかけていると気になる首への負担が軽減されるようになっています。

Rideecoの廃業網リサイクルの紐とは
モリトグループで取り組むサステナブル関連プロジェクトRideecoにて開発した、廃漁網を原材料の一部としてリサイクルし、樹脂パーツ、テープ、生地などの開発をしています。
当社グループが取り組んでいるプロジェクト Rideeco には、“Ride for Eco(サステナブルを支持する)”という意味が込められています。
地球環境を守るために企業、業種、業界の垣根を越え、未来に繋げる新しい価値を創造することを目的としており、その活動の一つとして、海洋プラスチックごみの主な原因の一つである廃漁網の活用を進めています。

ジャカード織とは
織技術でプリントのようなデザイン性のある柄を再現した生地のことを指します。 織物の組織を変えながら柄を作るので、プリントにはない立体感が生まれます。 立体感としっかりした厚みがあるため、上品で高級感のある見た目に仕上がるんだそうです。

こだわりはストラップの素材だけではありません!

みなさん、ストラップをどのように身に付けますか?

首から下げる方もいれば、たすき掛けのように首と片方の腕に通して身に着ける方もいます。どの方法でも使えるようにストラップの長さが調整できるようになっていて、なんと最長75センチまで対応しています。大柄な社員も安心です。

そして、たすき掛けにして使っていると、カードをかざす時に長さが足りない時があるのですが、そこにも対応できるリールが付属でついています。使う人の好みに合わせて、組み合わせて使うことができます。

そして、もう一つ。

ストラップがエレベーターや車のドア等に挟まったり、引っかかってしまったら、ケガをしてしまう可能性がありますよね。そんな万が一のために、一定以上の力が加わると外れる安全パーツも取り付けています。「社員の安全も守りたい」そんな気持ちがとってもうれしいです。

安全パーツとは
一定の力が加わるとパーツが外れるようになっています。
ネックストラップが何かに引っかかって首が抜けないといった時に、ストラップに負荷がかかると自動的にパーツが外れ、思わぬ危険を回避できる小さいけれどすごいパーツです。
※安全パーツは製品やユーザーの安全を保証するものではありません。


いかがでしたか?
できる限り環境に配慮した材料を使用しながら、着け心地、使い心地に配慮されたモリトオリジナルのIDカードストラップ。

モリトの取り扱い商品をたくさん使用していて、パーツの専門商社の本気を垣間見ることができたのではないでしょうか?

高級感があって、使う社員にも、環境にも、やさしいアイテムをこれから大切に使っていきたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。
広報担当のナギがお届けしました。