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MONDAINE懐中時計 電池交換やってみた

先日、時計が止まってしまい電池交換が必要になりました。が、電池交換なら(たぶん)自分でできるので、今回も「交換やってみた」です。

前回の記事はこちら。


 仕事で愛用しているのはMONDAINEというスイスの国営メーカーのもの。懐中時計はほんとは手巻き式が欲しかったのですが、なんとなくこのデザインに一目惚れをしてしまい、こちらにしました。今は手巻き式の懐中時計もメルカリとかに素敵なのいっぱいありますが、買った当時はメルカリなんて無かったので。

ちなみに国産メーカーとは異なり、わりとずれます。1か月に1分くらいずつ。


電池交換の情報、ネットで検索しても全然みつからなかったので、いつか自分でやりたいと思った人のために残しておきます。


そんなわけで。
電池交換やってみた。

▽必要物品


<開ける>
・こじ開け器具
・替えの電池:SE920SW
<閉める>
・セロテープ
・細長いビン
・ハンカチ(みたいなもの)


▽買ったもの


ぼくが今回買ったものはこの二つです。

ぼくは明光舎のスーパーコジ明けというのを買いましたがもっと安いのでもいい気がしました。300円台でも売ってます。

電池はアマゾンで買うよりホームセンターとかの方が送料がかからない分安いです。


▽裏蓋を開ける


 たぶんこじ開けはマイナスドライバーでもいけると思うのですが、MONDAINEの懐中時計は、肉眼でわかる隙間がありません。無理やりドライバーを差し込んで傷をつけるなら、専用器具を買う方がいい。と思って買いました。

すき間がない

4ミリを差し込んで、グイっとひねったら、カポッと簡単に背蓋が開く

背蓋をあけたところ

開けてみて気づいたのですが、電池が微妙なところにハマってます。白いプラスティックで電池が浮かないように押さえられていて、さらにいつも電池交換のときよくみる細長い金具も見えます。

これが電池を抑えてるので右下方向に引っ張って電池を取り外す

コイルを傷つけないように、やさしく右下方に、さきほどのコジ開けの先端で引っ張って電池を抜いて、あとは入れ替えるだけです。プラスティックの処理はどうしたらいいのかよくわからなくて、つけたままそっと電池を抜きました。

Renata371が入ってたんですね。

こっちのがパナより安い。
こっち買えばよかった・・・と思ったのは後の祭り。

▽蓋を閉める


ここが今回いちばん大変なところです。
ねじ式じゃないタイプの時計の蓋って、コツを知らないと、全体重をかけないと閉まらないくらいに固いんです。

ハンカチ(メガネ拭きを使いました)とテープと小瓶をつかいます。
まずは、力を入れても蓋がずれないようにテープで仮止め。

でハンカチを敷いた上に時計を乗せ、その上から小瓶を置いて体重をかけながら強く押し込む

パチって音がしたら完成です。

 ですが、これほんとむっちゃくちゃ固いので、どうしてもできない人は専用工具を使ってください。ただこれまで買うならお店に持って行った方が安上がりです。


無事うごきはじめました

いつか誰かの参考になれば幸いです。


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