「自由」について考える 〜大西つねきさんの講演を聴いて〜
先日、大西つねきさんの講演をお聴きする機会がありました。
つねきさんは「自由」ということを強調してお話しをされる方でした。
「自由と自立と愛」という記事や、HPでも「心の自由」について書かれています。
講演の最後や懇親会でも、マイケル・ジャクソンについて静かに熱く語ってくださり、カルチャーへの関心が高い方だと知りました。
講演の最後に流されたマイケルのMan In The Mirrorの歌詞と、
(「鏡に映るそいつから始めよう
どうしたら変えられるか聞いてみるんだ
・・・
より良い世界を作りたいと願うなら
まずは自分自身を見つめ、そして変えていくのさ」)
講演中〜懇親会のときも言われていた「まずは自分から変えていこう」というメッセージにエネルギーをいただきました。
僕はアリス・ベイリーを通してジュワル・クール大師が伝えている情報を学んで、紹介しています。
「秘教」「エソテリシズム」とも呼ばれ、心理学、哲学、宗教、医学、政治、教育など、あらゆる分野を網羅し、霊性(スピリチュアル)と科学を統合するような内容です。
(アリス・ベイリー、ジュワル・クール大師、秘教については改めてご説明し、リンクを貼ります。)
秘教では「自由」についてどのように語られているのかを見ながら、考えてみたいと思います。
アリス・ベイリーを通してジュワル・クール大師は、
「人間王国での活動に関する限り、知的な人間の知的な方向付けの限界内において自由意志は存在する」が、
マインド(=知性)が活動しておらず、識別し分析し選択する能力がない場合は自由意志は存在しない、と語っています。
「識別・分析・選択する能力が無ければ自由意志は存在しない」などと書かれていると、否定的な感情を持たれる方もいるかもしれませんが、
秘教の「太陽系の7つの界層と人間の構造」の図を見ると、分かりやすいかもしれません。
この図では太陽系・人間の構造を大きく7つの界層に分けて説明しています。(この図についても、詳しくは改めてご説明します。)
簡単に説明すると下から、
①物質界 に 肉体・エーテル体
②アストラル界 に アストラル体(感情・欲望の器)
③メンタル界 に メンタル体(思考の器)
メンタル界も7つの亜層に分かれ、
下4亜層の質料からなる体は、低位メンタル体(具体的思考を行う器・低位具体マインド)
上3亜層の質料からなる体は、魂体・コーザル体(抽象的思考を行う器・高位抽象マインド)
とも呼ばれています。
低位メンタル体は、アストラル体が表現する低位の感情・欲望をコントロールし、様々な可能性の中から識別・分析し、一つを選択して行動するための媒体です。
「自由」に話を戻すと、これまでマスメディアは、恐怖・欲望を煽って知性を使えないようにして、大衆から自由を奪い、コントロールする、ということをやってきました。
自由を得るために必要なことは、出来る限り知性を使って(それが合っていようが間違っていようが、)情報を識別・分析・選択していく、ということになるのではないでしょうか。
「人間の構造」の図の右側に、肉体・エーテル体、アストラル体、低位メンタル体をまとめて、「パーソナリティ」と書かれていますが、パーソナリティの枠を超えたところ、
魂ーー魂の意識は「グループ意識」だと言われていますーーにひとりひとりが意識を上げることができたとき、
下の文章で語られている、真の自由が地球を覆うときが訪れるのだと思います。
「人々が真実を教えられ、自分自身で自由に判断し決定できるようになったとき、ずっとよい世界になるであろう。」とありますが、
これまでの問題は、大衆に真実が教えられてこなかったことです。
(自分で取りに行けば情報はあるのですが、非常に分かりにくい。)
これはコロナ〜マスク〜ワクチンや、ウクライナ情勢、国内の政治を報道するマスメディアの姿勢(情報操作・偏向報道)を見ると明らかです。
なぜこのような状況ーー政府・メディア・医療機関の機能不全ーーになっているのかを考えると、最初に引用した文でつねきさんも書かれているように、大きな原因は「現代のお金」だと思います。
次は「お金」について、秘教で語られていることをベースに考えてみたいと思います。
つねきさん、こういったサロンを始められています。