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相模原歴史ブラもりた

相模原辺りには本来なんのゆかりも知り合いもありません。しかし、ロードバイクを始めてからこの近辺への来訪は数えきれません。

更に趣味の枠がアウトドアへと広がり、無料キャンプ場(田代川運動公園)をこの地に見つけてから、その頻度は益々高まりました。


大ブーム!

最近のキャンプブームでこの場所でのソロキャンに違和感を感じてた時に、更に下流にソロ用に区画したのかと思えるほどの木々で空間がつくられてある、正に隠れ家の様な場所を見つけて、1人楽しんでおりました。

コロナで行けなくなり、今年様子を見に来たら、全ての雑木林が伐採されて、見事に更地の河川敷にされてました。洪水などの危険回避の為らしいですが、残念至極です。

そんな場所でのソロキャン&ロードでのブラもりたを企画しまして、2日の夜に現地入りして車中泊です。ゴールデンウィークですから、激混みを予想しての早めの行動ですが、流石に数名しかおりませんでした。

しかし、橋(角田橋)一つ隔てて向こう川(上流)は凄い人々です。この時間にこの場所は正解だなと、安堵しながら快適な車中泊です。


設営完了

さて、今回の休みは直前に考えたのでそれほど内容が濃いわけではなく、のんびりとキャンプを楽しもうと考えてます。

ただ、ひがな1日焚き火や酒を飲んでるのも
芸が無いので、ロードでこの近辺の歴史探訪をしようと思いやって来たわけです。

ネットで調べてみると津久井湖の側に尾崎行雄の記念館があるのを知りました。


鄂堂は号かな
この地を治めてた家の子です。


生家跡だそうです。

教科書に載ってた政治家くらいの知識しかありませんでしたが、東京都の知事をやってた事があり、ワシントンに桜を送ったそうです。

それが今では沢山の花を付けて、アメリカ人も桜の美しさを感じて、そのお返しにハナミズキが贈られたとの事でした。日米友好の証を知りましたが、これも現地に来なければ記憶に残らない情報でしょう。

もう一つくらい歴史的な場所をと思いまして、調べてもありません。仕方ないので、この側の牧場(服部牧場)へ行き、ジェラートを食べようと走りだしますが、意外にもこの辺り激坂なのです。距離はないので何とかこなして、何年ぶりかに頂きました。


ソフトクリームにしました。

帰り道にプチ探訪をしました。
その土地に伝わる昔話や言い伝えなど、各地に残ってます。どこまで真実かはかなり怪しいですが、それもロマンと捉えて見ていけば楽しいです。


怪力伝説は各地にありますね。

まったりとソロキャン(周りはうるさい)の情緒は味わえない事に少し不満も残りました。

新たな場所を探そうと思いながら、以前から気になってた場所を訪ねました。


北条VS武田
やはり川がポイントになるのかな。
もっと知られても良いのにね。

今回のキャンプ地から数キロの所にありました。これなら昨日ロードで走れば良かったと後悔しながら、数百年前の戦いに想いを馳せます。信玄が戦いの翌日には戦死者を弔っていると記述されてました。史実の様な気がしますし、そうあって欲しいとも思います。

相模原は武蔵野国と甲斐の国の境目ですから重要ですし、人々の交流や衝突も多く起きたのでしょう。そんな片鱗を垣間見る事が出来た場所です。

近場にも埋もれた(知らない)歴史は数限りなくある事でしょう。

次は何処をブラもりた しようかな?

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