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シルクプリントの対応力

こちらはnanacookで使ってますショッピングバックですが、近くの包装屋さんで買ってきた紙製の袋にシルクプリントで印刷した物です。

通常この様な物を用意するにはそれなりのロットが必要だと思います。しかし、当方印刷屋ですから紙にも出来るのです。

本来のインクではなかったりしますが、色落ちする訳でもなく、なんら問題ないと思います。
オープンの時にシフォンケーキを入れる買い物袋が必要だとなり、それでは作ってあげるよと前日に作成した物です。

〝水と空気以外印刷出来る〝を標榜してますから、曲面以外は対応するよう工夫してきました。
自分でやりながら、本当に便利な技術だと思います。昨年のスケボー印刷もそうですし、ちょっとした工夫で何とかなるのがシルクプリントの凄さです。

原理は単純で簡単なのに奥深い世界もあり、やはり無くならないのかなとは思います。
インクジェットなどのデジタル技術との共生をより強く考えていかなければならないのでしょう。

音楽業界でもアナログなレコードが復活してきてる様に、人はどちらか1方に振りきれると、逆に振り戻したくなる生き物なのです。

この現象は我々にも当てはまるように思います。ただ、まだまだそこまでの領域には至ってないので様々模索して行きたいです。

アナログな物にも利便性はあるし、コストパフォーマンス的には優位になります。
変な拘りを持たずにフレキシブルに対応する事が、アナログvsデジタルの生きる道なのかと思います。




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