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「転倒」で始まった母の介護は?【1/2】

転倒 Ⅳン

  私の母は、単身で元気に暮らしていましたが、2018年に外出先で転倒したことが、原因で、虚弱化し、要介護となり介護保険サービスを受けることになりました。加齢により、誰でも、虚弱化し、要介護になる場合があります。本人も家族も注意が必要です。


Ⅰ:転倒前の母は元気老人だった?

≪長年単身で頑張っていた元気高齢者だった≫

  母は、15年以上一人暮らしで、病気で片目が見えないリスクがありましたが、毎日1時間程度は散歩、畑で少しの野菜作るなどと、元気で買い物、定期的な病院等の生活移動は、主に自転車を活用していました。

  また、インフルエンザ等予防接種・定期な健康診断等は常に事前に予防するほどの心配性の性格でした。

 一人暮らしで活動的だった母親が、自転車でスーパー買物後、店舗出口スロープで転倒したのです。

  母は、『恥ずかしいので』早々に立ち上げり、自転車をついて、自宅に戻ったと電話で元気に、私に、言っていたので、特には転倒したことは気にはしていませんでした。

 その後、転倒時に打った膝が黒くなって、痛みが続き湿布薬でも治らなくなり、日頃より膝・腰が痛いので通院していた整形外科病院で診療したところ、「膝の痛み」をとるには、年齢もあり手術が必要と言われたそうです。

  結果、地元の大きなリハビリ整形外科病院を紹介されました。母は、通院治療では、難しい症状に悪化していたのです。

  年齢を重ねる、少々の痛みの感じ方は、若い時とは違うようです。これは注意せねばなりません。

Ⅱ:突然、母からの電話が鳴った!

 ≪このような状態で、私に電話がありました≫

 内容は手術をする為の、家族の同意と手術時の付添依頼でした。入院や手術では、家族の同意等が必要です。

  この時点で私は、転倒後の母の状況を知りました。電話後、まず、詳しい状況を把握の為、電話では詳しいことが分からないので、電話で会社に2日の年休を申請しました。

  翌日には、電車、新幹線、バスで約4時間程度の移動して、急ぎ実家に帰ったのです。

 この時は、まだまだ元気であり、話し方も年齢相応であったと思います。まずは安心しました。翌日には、レンタカーを借りて病院へ行き、担当の先生より母の状態の説明を受けました。

 痛みを取るには、膝の骨を削る必要があるとのことでした。手術内容と手術予定日の説明があり、先生と私達の予定を調整して1週間後の手術に決まったのです。
 
 この時には、私達は、母の症状の大きな変化には気いてはいませんでした。

Ⅲ:気付かなかった加齢による母の変化?

≪段々と母は要介護に近づいていたのです!≫

 母は、転倒2 ケ月前頃より、私は、気付かなかったのですが、少しづつ状態変化があったようです。

 思い返せば、妻によれば、約2ケ月前に、家族で実家に帰った時に、妻に、『今回、お母さん、同じことをよく聞いてくるのよね、数時間前の行動を忘れることが多いのよね』と言われたことがありました。

 私は、『80歳になって、年齢が年齢なので、そんなものだろう』と言った記憶があります。その時、私は、母の変化には気が付かなかったのです。

 家族は、高齢者の親について、日頃から、十分に身体状態を観察する必要があると思います。こまかな変化に早く気付くことが大切なのです。

次回は「転倒」で始まっ「母の介護」を紹介します。【2/2】

【感謝】

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