作者急病のため休載の話

いつもは11時にnoteのページを開き、「今日は何を書こうかな……」と考え、正午が迫るにつれて「やばいやばいオチができてない」と焦る平日を過ごしているのだが、今日は違う。11時半に起きたからだ。もう勝ちようがない。開き直るしかない。心に春風が吹いたかのように、わたしの気持ちは穏やかである。

11時半に起き、デスクに置いてある黄色いバラの花瓶の水を替え、前日に洗って干しておいたスニーカーがすっかり乾いているのを確認した。わたしが惰眠をむさぼっていた間にも、バラは水を吸い、スニーカーは水を発散していたのだ。

11時半に起きたのは、昨夜寝付きが悪かったからだ。昨夜の寝付きが悪かったのは、昨日の朝だるくて何度寝もしたからだ。だるさの原因は不安と気候である。不安は自分の性分だし、気候はそもそもどうしようもない。はい、誰も悪くない!

真面目に働いた月曜の昼にこの記事をご覧の方には、「ああ、こんなやつでものうのうと生きてるんだな」と思っていただければ幸いである。

次回の更新は3月19日火曜日、正午です。

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