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アタッチメントをつけたよ
こんにちは。
京都府舞鶴市にある医療法人光歯会 森歯科クリニック 歯科衛生士の吉岡です。
今日はインビザライン矯正で初めに行う
アタッチメントの装着について書いてみようと思います。
インビザライン矯正はマウスピース矯正とも呼ばれていますよね。
少しずつ形の違うマウスピースを交換して装着することで
少しずつ歯を動かしていくのですが、
歯は引っかかりや凹凸のないツルッとした形状のため
動かすために必要な引っかかりが存在しません。
そのため引っかかりを人工的に歯に付けます。
これをアタッチメントと呼びます。
![](https://assets.st-note.com/img/1676633589471-Mi8gkpka6j.jpg?width=1200)
この丸で囲った突起がアタッチメントです。
アタッチメントは口に中で形を作り
即時に固まらせることができるプラスチックです。
大きさは米粒ほどで歯と同じ色味をしています。
この写真は分かりやすく拡大していますが
普通に話しているときに気づかれることはほぼありません。
気づくのは歯科関係者ぐらいでしょうか。
装着も痛みは一切ありません。
全ての歯に装着する場合もあれば数本のみの場合もあり
患者さんの治療計画によって異なります。
一つ一つの歯に丁寧に歯科医師や歯科衛生士が付けていくので
アタッチメントの装着の日は1時間ほど時間がかかります。
上下の歯で2回に分けて行えばもう少し時間は短くなります。
一気にするかどうかも医院によって様々だと思います。
時間はかかっても痛みはなく口を開けているだけなので
(途中で口を閉じて休憩もできるのでご安心を)
患者さんに負担は少ないですね。
私は眠ってしまいそうでした。
このアタッチメントをつけ終わるとこんな感じです。
![](https://assets.st-note.com/img/1676634076058-TBNZkSp8Lb.jpg?width=1200)
ほとんど分からないですよね?
私たちも形が歪になっていないか判断しにくいほど歯に馴染んでいます。
見えやすくするために青い光を当てて確認します。
![](https://assets.st-note.com/img/1676634267934-yrA7rFxLKH.jpg?width=1200)
光を当てると少し見えやすくなりますよね。
専用の光を当てないと目立たないほど馴染むのが特徴です。
このアタッチメントの装着が終われば矯正のスタートです。
あとはマウスピースをはめるだけです。
マウスピースをはめるとこんな感じです。
![](https://assets.st-note.com/img/1676634410274-PurVMFYOmA.jpg?width=1200)
ここからは歯科医師の指示の日数でマウスピースを交換していき、
定期的に進捗状況を確認してもらいに歯医者に通うだけです。
私は前回インプラントアンカーを打ったので
アンカーのネジとマウスピースをゴムで引っ掛けて矯正をサポートします。
![](https://assets.st-note.com/img/1676634554545-qpXvrtFk53.jpg?width=1200)
マウスピースは基本的には食事以外の時間は装着します。
1日20時間の装着が推奨されています。
ここからがインビザライン矯正の始まりなのですが
インビザライン矯正には良いことも大変こともあることを
このあと私は知るのです…。
次回はそのお話を書いてみようと思います。
では、また。
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