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バレエを見に行って勝手に縁を感じた話

ヤマカイTVというバレエ系YouTuberを応援しています。
アメリカで活動する男性バレエダンサー・ヤマカイさんが、バレエの楽しさを世に広めようと、各種踊ってみたやバレエあるある、現地での生活など様々な動画をアップされています。


つい先日、3年越しの日本公演が実現しました(コロナ禍で延期が続いてたので…)。
千秋楽のチケットを取ることができたので、生まれて初めてのバレエ公演に行ってきました。

私にとってバレエというのは本当に縁のないもので、漫画でしか知らない世界です。
一番読んだのは山岸凉子さんの「アラベスク」。
スポ根バレエ少女漫画です。スパルタ式の血にじむ特訓、並み居るライバル、バレリーナゆえの悩み、等々。
作品の中で実際のバレエ作品の解説もあります。
そのうちの一つが、今回の公演の冒頭に踊られた「春の洪水(漫画の中では春の泉)」です。女性が後向きに男性に飛び込むって実際はどんな???と思いながら漫画を読みました。
今回生で見て(その前に動画も出ましたが)、これは確かに凄いな、と。

踊られやすい作品なのかもしれませんが、数あるバレエ作品の中で多少なりとも知ってるものが踊られた。嬉しい。そう思いました。

その次がエスメラルダのバリエーション。女性ソロの踊りです。コンクールで踊られることが多そうな印象。タンバリン持って踊ります。
これ、実はヤマカイTVさんにたどり着くきっかけになった作品でした。
折角なので、ヤマカイさんのパートナーであるネレアさんによる解説動画を貼っておきます。

数年前のこと。
今もですが、私は本当に絵が下手で、頭に思い浮かんだものを描き出せないし、見たままに描くことも上手くできません。
それが何だかとても恥ずかしく情けなくなった瞬間があって、「一定期間、何かしら描いてみる」というチャレンジをしました。
初めて数ヶ月、動画でもいいからリアルなものを見てお手本にした方がいいとアドバイスをもらって、ネットで写真や動画を漁りながら、描いてみたいものを手当たり次第に描いていく中で、バレリーナならビシッとポーズが決まるからモデルにしやすいかも、と思いました(まあ、とんでもない誤解でしたが…)。
その時にたまたま見たのがエスメラルダのバリエーション。模写する写真は決めていたものの、どういう動きの中でこのポーズに至るのかが気になって、色んな人の踊りを見ました。
そうなると、YouTubeというのは「この人はバレエに興味があるのね」と思って、バレエに関する動画を勧めてきます。
その中にヤマカイTVがあった…というのが出会いでした。

ちなみにヤマカイTVを見始めてしばらくして、RABとの初回コラボがあり、まんまとRABのファンにもなっていくわけですが、それはまた別のお話。

さておき、漫画で知ってた作品に続いて、ヤマカイTVを知るきっかけになった作品が踊られた。
これはもう、縁があるんだ。そう思うことに決めた(笑)

今回の公演、メインはジャングル・ブックでした。
初心者にもわかりやすい作品、ということなんだと思います。実際、私と同じように、初めてバレエを見たという人が多かったようです。
面白かったんですよね。何より美しかったし、人間ってこんな風に動けるんだと感動したり感心したり驚いたり。
あっという間の2時間でした。
機会を作ってまた見たい。こんな楽しいものを今まで見てこなくて惜しいことをした。そう思います。

蛇足ながら、↑で触れた絵ですが…これが精一杯でした。
お目汚し失礼。


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