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芝原博士の「ウルトラマンアーク」科学研究室【第4回】

『TSUBURAYA IMAGINATION』にて、芝原博士の「ウルトラマンアーク」科学研究室【第4回】が公開されました。
7話は火山と硫化水素と温泉、
8話はテクノロジーと経済、
今回も気合の入った解説が掲載されています。
しかも、読者からの質問に答えるコーナーまであるとは!
詳細は是非、『TSUBURAYA IMAGINATION』にてお読みください。

SF作品において、「科学」や「軍事」のしっかりした考証は、フィクションであるドラマをリアルに見せ、視聴者の没入感をアップさせるために必要です。
考証は脚本、演出だけではなく、セット内に映る資料や画像の作り込みに至るまで、作品の全てに及びます。
近年では、映像の解像度が爆上がりしているので、静止画像でこれら資料の作り込みをじっくり読む楽しみも増えました。

SF作品では、考証に科学者や軍事研究家が参加することがよくあります。
古くは映画『妖星ゴラス(1962)』で、東京大学理学部天文学科の堀源一郎博士が参加したと言われています。
しかし、作品の考証担当者が、リアルタイムでガチの作品解説を行ってくれるという企画は、私の知る限りちょっと思いつかないです。
とても貴重な企画だと思いますので、是非読んでいただきたいです。

8話まで放送が終わったウルトラマンアーク。
最近のシリーズではちょっとないレベルで、昭和のウルトラシリーズが持っていた「1話完結のSFアンソロジー」の魅力を現代に甦らせています。
空想とリアル科学の塩梅が抜群で、1話1話の完成度が高いレベルで安定しています。
今後の展開にも、大いに期待しています。

四国の田舎からエールを送ります。

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