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合格発表とICT

公立高校の合格発表があり、今年は昨年にない対応でした。私立中学ですが、他校受験OKの学校なので、人気校の進学実績は死活問題です。(本音は全員内部進学して欲しいのですが…)

お役所仕事と合格発表

昨年までは、公立の合格発表では受験校での掲示板での合格者の受験番号の掲示と郵送での受験結果通知の連絡でした。私が中学生の頃からこのやり方なので、少なくとも10年以上このやり方だと思います。インターネットが普及しても、WEBでの公表などは一切行われていません。(ちなみに、教員採用試験ではWEBで合格者の受験番号の公開をしています。)

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感染拡大防止の観点から

合格発表について
 (1)感染拡大防止の観点から、受検生や保護者等が一ヵ所に集中することを避
けるため、各学校での掲示板による合格発表は行わず、インターネットで発
表することとします。
(2)アクセスが集中して、合格発表のページが開きにくいことが予想されるた
め、特設サイトを設置し、時間差を設けて発表する予定です。そのため、各高校の合格発表時間が募集要項と異なります。
なお、各校の合格発表時間やインターネットのアドレス等の詳細について は、別途通知するとともに、受検生に対しては、3月11日の学力検査終了 後に全員に文書を配布して周知します。
また、配布する文書は県教育委員会HPにも掲載いたします。
(3)各高等学校では、従来通り中学校関係者等への自校の合格者番号一覧表の
配布を行います。

都道府県で対応は異なると思いますが、今年はこのような対応でした。インターネットの公開もできるなら、早くから合わせて行えばよかったのではないかと思います。

ひとりも取り残さない教育には…

インターネットを使用できない生徒も、学校に行くことが困難な生徒がいることはわかります。だからこそ、情報を獲得する選択肢を増やすことをしなければならないのでないでしょうか。リスク管理、公平性など考えなければならないこともありますが、これを機にインターネットでの公表という選択肢が増えることを願っています。

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