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父と私

昨日は祖母と父と一緒にお寿司を食べに行った。

久しぶりに父に会ってこう言われた。

「あなたは就活しないとか言い出しそうね。」 ←笑
「とにかく好きなことをやりなさいね。」
と。

「好きなことをやりなさいね。」

この言葉は休学をしようか悩んでいた時にもかけられた言葉だった。
自分の行く道が正しいのか、ここで立ち止まって大丈夫かという一抹の不安をとっぱらってくれた。

その父の一言に私はいつも大きな勇気と決断力をもらう。
自分の好きな道を行っていいんだ、と自信をもらう。

私が私らしく生きられるのも父という存在があるからだなあ。
感謝です。

父も私も海が大好きで、父なんかはいつも海を相手に仕事をしているような人だ。なんだか父は海のような人だなあと。

広くて深くて時には荒れることもあるけれど凪いでいる時もある。
力強く波打つように一言一言に重みが、価値がある。
常に自然と対峙しているからか、あらゆるものに対して敬意を払ったり、感謝をしているように感じる。その姿勢がとっても好きだ。

まあでもそんな父も人間であるんだよな。いろんな姿を見てきた。
だけどそんな父がいるから今の私がいる。

久しぶりに父の運転する車に乗った。
ひどい雨だったが、私の心は晴れ模様だった。

家族のことで悩んだこともあったけど、やっぱり家族のことはどうしても好きなんだなあと。もう、泣けてくるよね。

昨日のように良い時間を過ごせたあとには、噛み締めていたくなる。
こんな時間がずっと続けばいいのにな〜。



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