見出し画像

安全性さえわかれば超割安?不動産企業のロードスターキャピタル

みなさんこんにちは。
個別銘柄をとことん分析するマガジン!

今回取り上げるのは、

不動産業界から

「ロードスターキャピタル」

を取り上げていきたいと思います。


なぜこの銘柄を取り上げていくかというと、
業績の伸びに対して、PERが1桁と一見超割安!

ロードスター.002

目標株価計算で、
無難な目標PERに設定しても2倍を超えてきます。

そこまで楽観的に考えても仕方ないので、

いまから2倍になる可能性があるのか?

について調べていければと思っています。


まずは総合評価!やはり気になるのは「安全性」

ロードスター.003

まずは、ロードスターキャピタルの総合評価の5角形を御覧ください!

かなり大きな5角形になりました。
安全性を除いて!

実はこの会社、

自己資本比率は14%と低く、
営業キャッシュフローも赤字です。

おっと、この時点で俺には関係ない会社だぜ!

と、思ったそこのあなた!
ちょっと待ってはいただけませんか?

すべての不動産会社が安全であると言うつもりはないですが、
この会社は安全性が必要以上に弱く見えていてる可能性があります。

だから、

実力以上に評価(PER)が低い可能性がある

ということなのです。


かと言って絶対上がるというわけではないのですが、
安全性の項目で詳しく解説しますので、
ぜひ最後まで御覧ください!


成長性は10点!売上、利益ともに素晴らしい結果です!来期以降どうなるか?

ロードスター.004

ロードスター.005

まずは、いつものように株探で成長性を確認しています。

3期平均で見ると、

売上 26.2%増
営業利益 50.2%増
1株益 55.3%増

と、特に利益の伸びはすばららしい結果となりました。

ロードスター.006

ですが、会社四季報に掲載されている、
今期→来期の業績を見ると、

そこまで成長率は高くないように感じます。

2月12日に決算が出るので、
この数字に注目です!


収益性は8点!粗利率を除けば、こちらもかなり高得点です!

ロードスター.007

ロードスター.008

つづいて、収益性を株探で確認しています。

こちらも3期平均で見ると、

営業利益率 25%
ROE    31.1%

となりました。

かなり利益率は高いと言えます。

財務省の資料によれば、
不動産業界の平均営業利益率13%台と、
他の業界に比べて高いのですが、

それを大きく超える水準ですので、
やはり利益率は高いと言えます。


ロードスター.009

上記では、決算短信を使用して、
粗利率(売上総利益率)を確認
しています。

今期で、

粗利率 33.6%

です。

これだけで見てもわかりにくいので、
同業他社で確認してみます。

ロードスター.010

上記は、マネックス証券の銘柄スカウターを使用して、
利益率の同業他社比較
をしています。

特徴としては、

粗利率(売上総利益率)は2番目に高く、
販管費が1番低く、
営業利益率は1番高い!

となりましたね。

ここからも同業と比較しても、
同社の利益率は高い
と言えるでしょう。


割安性は8点、好業績でもPERが1桁台!

ロードスター.011

ロードスター.012

続きまして、会社四季報、四季報オンライン、株探でPERとPBRを確認しています。

これで見ると、

予想PER 7倍前後
予想PBR 2~3倍

といったところでしょうか?

水準だけを見るならば、

めっちゃ安い!

ですよね?

なぜここまで割安なのか?
おそらくですが、

低い自己資本比率(安全性)が懸念されているのか?
小型株過ぎて適正な評価を受けることができていないのか?

あたりが考えられるのではないかなと思います。


ロードスター.013

上記では、株探を使ってPSR(株価売上高倍率)を確認しています。

これで見ると

PSR 1.22倍

です。

ロードスター.014

こちらも同業他社比較をしておきましょう。

株探の比較会社で見ていますが、
極端にPSRの低い2社(リーガル不動産とビーロット)と比較すると、
同社のPSRは割高に映るかもしれません。

ですが、

この比較3社のPER水準は20倍を超えています。

利益率の高いロードスターキャピタル社は、
相対的にPSRは割高かもしれませんが、
PERも含めた比較であれば、やはり割安水準に位置していると言えるのではないでしょうか?


安全性は4点!ここを気にしている人は多いはず!本当に危ないのか?

ロードスター.015

ロードスター.016

続いて、株探で安全性を確認しています。

これで見ると、

自己資本比率 14.4%

と、一般的な水準(およそ40%)から見ても低く、
さらに年々低下傾向
にあります。

ロードスター.017

こちらでは、株探で営業キャッシュ・フローの推移を確認しています。

営業キャッシュ・フロー 2気連続赤字
営業利益以上のマイナス幅

となりました。

一般的な財務の観点から行くと、
この時点も多くの投資家がこの銘柄への投資をやめてしまうでしょう。

ですが、

これを私はいわいる、
「不動産あるある」だと感じました。

ここから先は、
財務の知識が必要になるのですが、
なるべく詳しく見ていきましょう!

もし一度で理解が難しければ、
何度か見てもらえると嬉しいです。

ここから先は

4,293字 / 26画像
このマガジンを購読すると、 週に1社以上の個別銘柄の徹底分析についてのわかりやすくまとめた記事を読むことができます。 初月は無料です! Q、なぜnoteに記録していくの? A、目的は2つあります。 1つ目は、私がサボらずにnoteにアウトプットするため 2つ目は、他の人が見てもわかりやすい内容にするためです。 Q、なぜ有料なの? A、投資は自己責任であることに理解のある人、   株式投資に真剣な人だけに見てもらいたいためです。

こんにちは。専業投資家の森口です。 いつもやっている私の個別株徹底分析を、 毎週金曜日にこちらのマガジンに記録していきます。 1社に対…

みなさまのサポートのおかげで継続できています。今後もありのままを投稿していきたいと思います。