【決算速報】しまむらの決算から考える今回の決算の注意点
こんにちは。専業投資家の森口です。
さて今日は、企業決算の例から考える、
今回の決算の注意点について考えていきたいと思います。
ぜひ最後までよろしくお願い致します。
①しまむら決算発表の内容は?
まずはこちらを御覧ください!
しまむらの株価が8%弱の急落が起きています。
原因は決算発表です。
さぞかし悪かったんだろうと思いますが、
結果(本決算発表)は、
売上 前年比4%増
営業利益 前年比65.4%増
増収増益
来期の予想は?
2Qまでが
売上 7.5%増
営業利益 23%増
増収増益
通期予想では
売上 2.3%増
営業利益 1.6%増
増収増益
でした。
数字だけを見れば、コロナ禍においてもかなり検討している数字に見えるがなぜ株価が下がったのか?
②株価は期待と結果の乖離を埋める
こちらを御覧ください!
決算結果を踏まえた数字が四季報オンラインで更新されています。
22.2予は今回会社が発表されていたわけですが、
この数字は予め会社四季報側から予想がされていました。
その数字との比較で見ると
売上 四季報予想 5550億円 → 会社予想 5548億円
営業利益 四季報予想 385億円 → 会社予想386億円
ほとんど予想通り
となりました。
とはいえ、
株価が下がってきているということは、
これを超える期待が株価に織り込まれてきたということなのかと思います。
③その他の推移やチャート需給も分析しておきます!
せっかくなのでしまむらを分析しておきますね(2021/04/06の10:22現在)
あくまでも投資は自己責任になりますのでよろしくお願い致します。
PER水準は?
株探プレミアムプランで見てます。
2016年からの平均PERは15.58倍。
いまは決して高すぎずです。
株価チャート、トレンドは?
同じ画像ですが、
今回の下落は13週線(赤い上向きの線)でほぼぴったり止まっていますね。
日足です。
2021年もみ合い水準+25日移動平均線の節目は意識されていそうです。
信用倍率は?
信用倍率は、0.31倍、逆日歩もついています。
空売りの利益確定も下値を支えそうです。
総合評価は?
しまむらの決算の評価を振り返ると、
・決算前に株価上昇(期待が膨らむ)
・決算発表は予想と変わらず(膨らんだ期待を超えず)
・急落も、13週MA、25日MA、もみ合い水準で下ヒゲ
・PER3年平均とほぼ変わらない水準まで下落
・信用倍率需給状況は売り長(1倍割れで下がりにくく上がりやすい)
といった内容です。
下値はかなり限定的に見えますが、
下落していることは事実ですので、
気になった方はご自身でもお調べになってください。
今回の決算の注意点は?
この決算を受けて今回気をつけたいと思ったことは2つ
①今期は上振れ気味(業態によってはコロナからの反発で)
②予想は慎重気味(期初+コロナ影響も)
ということです。
しまむらは極端な例ではなかったですが、
経済指標を見ても、とてつもない数字が散見されますが、
これは前年同期比の前年同期が悪すぎた反動で有ることがほとんどです。
ぜひ注意してみていきましょう!
最後に
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