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全世界の精神科病床の5分の1は日本にある。

日本にある精神科病床数(34万床)は、世界の精神科病床の5分の1にも相当している。それだけでも身の毛がよだつ戦慄を覚えるが、厚労省によれば精神病床における身体拘束(四肢が全く動けない状態)の最大日数は5663日(15年半)にも及ぶものだったという。この歪んだ構図の元凶のひとつが医療保護入院の制度(精神保健福祉法)で、精神科救急病棟が6割埋まってると高額診療報酬が出るという、まさに利権構造そのもので、よく言われる精神病院に入ったら薬漬けで出られないというのはこのためだろう。 安倍晋三とも親しかったという日精協の会長は高額診療報酬を当然のように思っているのか「自分たちが危険な人たちから社会を守ってやっているんだ」「精神科医には銃を持たせてもいい」という意の発言をしているらしい。

そういえばちょっと前から「うつは心の風邪」みたいに言われ、それ系のクリニックはあちこちに見るようになったが逆に入院数は上昇しており、ワクチンと同じような医療利権の温床となっているのが見て取れる。コロナ期を通して子供のうつが増え自殺も過去最多の状況でそれに対策が必要なのはその通りだが、それをこのような精神医療利権が回収するような構図ではどこまでも救いがない。

https://readyfor.jp/projects/involuntary_commitment

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