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福島教授

福島教授という人はこれまでも、医療現場におけるインフォームドコンセントの必要性や医薬品の過剰使用(効果の疑わしい抗癌剤など)の危険を訴えてこられた人物らしい。1964年、世界医師総会で採択された人体実験にかんする倫理規範、ヘルシンキ宣言によれば、「生物医学的研究は最終的にヒトを対象とした試験によらなければ実際の医療に寄与するものにならない」とされている。緊急承認だ特例承認だと安全性試験をすっ飛ばし臨床試験中であることもろくに周知せずに打たせまくり、さらにはネズミ8匹だけの試験で承認し「安全です」などと言って打たせているのは明らかに同宣言に悖るものだろうが、利権の恩恵を受けている医師らはいまだ口をつぐんでいる。ビッグファーマの利益のため、医療倫理をかなぐり捨てた蛮行が今日も平然と罷り通っている。

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