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ウイルスは生物進化にも寄与してきた面がある

どんなに一所懸命ごしごし消毒しようがウイルスは人間の中にいて常に共存している。人間の体はそもそもそんなにキレイなものではないし、キレイすぎる環境では逆に耐性のない弱い体になってしまう。免疫が強すぎでもダメで、その免疫とのバランスが保たれて「発症してない状態」を「健康」と呼んでるにすぎない。

ウイルスは生物間の遺伝情報の橋渡しをしてきて生物進化にも寄与してきたという面もある。哺乳類の胎盤は3000万年前の内在性レトロウイルス由来の蛋白質であるシンシチンからできているわけだからウイルスが無ければ哺乳類は生まれず、当然人類も存在しなかったことになる。

シンシチンと言えば、スパイク蛋白と類似性があるとかでmRNAワクチンが誘導する抗体が誤認して胎盤を攻撃し、それも不妊の原因となることをファイザー元副社長が以前警告していた。皮肉なことに共生を廃しウイルスをただただ敵視し都合よく生き延びたいという人間のエゴによって、逆に人間は滅んでしまうのかもしれない。

https://www.nikkei-science.com/202107_046.html

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