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蜃気楼龍玉「怪談 牡丹燈籠」三夜連続口演 第一夜 

2022年8月17日 蜃気楼龍玉「怪談 牡丹燈籠」三夜連続口演 第一夜 (国立演芸場)

 落語作家本田久作脚色「怪談 牡丹燈籠」を龍玉師匠が三夜連続口演する会の第一夜です。
 演目は「お露の香箱」、仲入り、「伴蔵の裏切り」でした。仲入り前85分、仲入り後45分をかけてお札はがし前後の状況をじっくりと語りました。
 山本志丈は名前は出てくるが本人は登場せず、新幡随院の良石和尚の存在感が大きいのがこの脚色の特徴かもしれません。
 伴蔵とお峰が栗橋に向かう場面で終わりますが、お峰が疑う伴蔵の行動の謎が伏線として第二夜以降に残されました。