池袋演芸場五月上席

昨日は池袋演芸場五月上席に行ってきた。

連休中は立ち見も出ていたようだが、その反動か昨日は20人位の入りで、客席の反応の少なさにやり難そうな出演者もいた。「以前はお客さんが2、3人ということもよくありました」という類の話をされる師匠も何人かいた。

昼の部トリの笑遊師匠は「子別れ 上」、夜の部トリの円馬師匠は「鹿政談」。どちらも熱演だった。

談幸師匠の「短命」はさすがの安定感だった。

瓶二師匠は見台、小拍子も使って「親子酒」。うどん屋も出てくる上方風「親子酒」を初めて聴いた。

今輔師匠は群馬ネタの長いマクラと「だまされたふり作戦」が面白かった。寿輔師匠の派手な着物を初めて生で観た。

その他、昇々「早生まれ」、鯉朝「荒大名の茶の湯」、米福「蛇含草」、蝠丸「のっぺらぼう」、とん馬「たらちね」、双葉「猿後家」、鯉丸「松山鏡」、遊雀「看板のピン」、金太郎「不動坊」など。

コント青年団の「リストラ課長」 、新山真里さんの「巨人の納会」も面白かった。江戸家まねき猫さんは落語芸術協会、江戸家猫八さんは落語協会と兄妹で所属が違うのですね。奇術のスティファニーさんがきれいだった。