落語作家井上のかたち
2019年4月6日 落語作家井上のかたち 第4回 「柳家一琴 特選の極」 (らくごカフェ)
開口一番 柳家小ごと 「たらちね」
柳家一琴 「士族の俥」
柳家一琴 「夢八」
仲入り
柳家一琴 「うぶだし屋」
落語作家の井上新五郎正隆先生が、ご自分が好きな噺家さんにあてがきした新作を演じてもらう会の第4回です。
今回の演者は第1回に続いて二回目の登場の柳家一琴師匠です。
「士族の俥」は、仕事を失い車夫になった士族が登場する噺で、井上先生が古い文献から発掘した噺に大幅に手を加えて原稿にし、さらに一琴師匠が演出に工夫を加えたとのこと。
古典の「夢八」は一琴師匠の十八番で、今回は井上先生がリクエストしたらしい。
「うぶだし屋」は、田舎の蔵からめぼしい品物を買い入れしようとする骨董屋さんの噺で、一琴師匠もほとんど演出を変えず井上先生の原作どおりに演じたとの説明がありました。
どの噺も面白く、大満足の三席でした。