遠峰あこ 藪伊豆唄の会

2018年7月7日 遠峰あこ 藪伊豆唄の会 (日本橋藪伊豆総本店)

 あこさんを聴くのは2回目で単独の会は初めて。
 和服の前半は和風の唄中心で、着替えた後半は洋風の唄中心でした。
 「真っ赤な林檎」は5月終わりから6月にかけて欧州に行ったときに教わったポーランドの民謡で、あこさんが日本語の歌詞を付けているのだが、辞書などいっさい引かず、原語を何回も聴いているうちに日本語っぽく聞こえるようになったらそのように日本語にするという「空耳翻訳」で歌詞を作ったとのこと。
 同じくポーランドにいるときに、「国境なき落語団」活動で来ていた文蔵師匠が現地の人相手に字幕付きで「芝浜」をやる同じ舞台に立ち、その後たまたまそれを聴いていた現地の人と飲む機会があり、現地の人は日本人とは違う受け止め方で「芝浜」を聴いていて、現地の人同士で「芝浜」の解釈をめぐって議論が巻き起こっていた、という話が面白かった。