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隅田川馬石独演会

2024年1月31日 隅田川馬石独演会 (ばばん場)

隅田川わたし 「初天神」
隅田川馬石 「替り目」
 仲入り
隅田川馬石 「二番煎じ」

 わたしさんは初めて聴きましたがまくらを含めて達者です。
 馬石師匠の一席目は、前日の師弟四景で鈴本を務めてから楽屋入りしたらすでに雲助師匠が帰宅していたことや龍玉師匠の「親子酒」は酒を飲む量を変えることで時間調整が自由にできることなどのまくらで笑わせてから、「替り目」を下げまでたっぷりとでした。
 仲入り後は、小さめの会場なのでどこまで声を出していいか探っていましたがこの後は目一杯声を張りますので覚悟して下さいと前置きしてから「二番煎じ」に入り、夜回りの掛け声では都都逸・デロレン節・謡・吉原で鍛えた正調を聴かせました。鍋を隠すのに跨ったりせずに普通に後ろに隠すのがいいです。