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桃月庵黒酒 二ツ目昇進披露落語会

2023年4月16日 桃月庵黒酒 二ツ目昇進披露落語会 (内幸町ホール)

桃月庵ぼんぼり 「道灌」
桃月庵こはく 「ろくろ首」
桃月庵黒酒 「兵庫船」
 仲入り
白酒・こはく・黒酒・ぼんぼり 口上
桃月庵白酒 「禁酒番屋」
桃月庵黒酒 「火焔太鼓」

 口上は黒酒さん自らが司会でした。こはくさんが司会のつもりでいたが本人の希望らしい。
 白酒師匠の「最近はお客さんも席亭も長い目で見るのではなく、前座や二つ目の早いうちから『あいつはうまい』などと評価する傾向があり、評価されていないと真打になる頃にも注目されないというかわいそうな面がある」、「芸人の世界はきびしくて芽が出ないと10年も経たずに皆辞めていく。落語家は若いうちは何とか食えてしまうので甘い世界だと思っているがだんだんきびしくなり、真打になる頃にダメだと思ってももうつぶしがきかない。その点は黒酒は落語家になる前にきびしい芸人の世界を経験しているのがいい」という、今のうちにがんばって何かを残せよという励ましであろう言葉が印象に残りました。
 口上の間は写真・映像の撮影が可でした。