柳家三三・玉川奈々福 二人会

2019年1月18日 柳家三三・玉川奈々福 二人会 (ムーブ町屋ホール)

開口一番 三遊亭ぐんま 「権助魚」
柳家三三 「三人無筆」
玉川奈々福/曲師 沢村豊子 「浪曲百人一首 恋歌編」
 仲入り
玉川奈々福/曲師 沢村豊子 「甚五郎旅日記 掛川宿」
柳家三三 「転宅」

 「三人無筆」という噺は初めて聴きました。
 二席目で奈々福さんは「先輩や古くからの浪曲一筋のお客さんの前ではまくらを話にくい雰囲気があるが、あまり浪曲を聴いたことがないかもしれないお客さんがいるときは、まくらでお客さんとの距離を縮めてから浪曲に入りたい」と大阪のお客さんの話などで笑わせてから「浪曲百人一首」でした。
 「浪曲百人一首」では座っていた奈々福さんが「甚五郎旅日記」では立っての熱演でした。
 最後は「落語はまくらでお客さんの雰囲気をさぐってその場で演目を決めます。今日のお客さんに合わせて泥棒の噺を」と「転宅」でした。