立川左談次追善興行「斜断忌」
2021年3月12日 立川左談次追善興行「斜断忌」
サンキュータツオ 前説
立川寸志 「大安売り」
立川談吉 「千早振る」
立川佐平次 「錦の袈裟」
立川左談次 「厩火事」(映像)
立川佐平次、サンキュータツオ アフタートーク
ユーロライブからの配信をアーカイブで楽しみました。
食道がんの闘病生活をしながら渋谷らくごへの出演を続け、2018年3月19日に亡くなった左談次師匠の追善落語会です。「斜断忌」は俳号であった「斜断鬼」に因んでいます。
2018年3月11日左談次師匠最後の落語の日に一緒だった寸志さんは、左談次師匠が高座で「次に上がる寸志は『死神』をやりますがその中に私が出てきます」といきなり言ったので、なんとか噺に左談次師匠のロウソクを登場させた思い出を語りました。
談志師匠最後の直弟子で没後に左談次師匠の弟子となった談吉さんは、二ツ目披露興行で談志師匠の得意ネタ「鼠穴」やるか迷っていたときに左談次師匠に背中を押してもらった思い出などを語りました。
佐平次師匠の「錦の袈裟」は左談次師匠に教わったままとなっていた噺で今回がネタ下ろしです。
左談次師匠の「厩火事」は2017年5月の渋谷らくごの映像です。
アフタートークでは、佐平次師匠がブラック師匠の弟子となり、ブラック師匠が立川流を離れた後に左談次門下となった経緯や、左談次落語の魅力などが語られました。