『シェアする落語 第10回 立川寸志』

 昨日は『シェアする落語 第10回 立川寸志』に行ってきた。14:00~17:00

挨拶・前説 主催者

落語 立川寸志「幇間腹」

落語 立川寸志「応挙の幽霊」(ネタおろし)

仲入り

対談 立川寸志、主催者 (写真撮影タイム)

落語 立川寸志「佐野山」

 私は初めての参加である。定員60名がほぼ満席だった。

 『シェアする落語』という名称は、落語を楽しむ空間を参加者皆でシェアしようということと、この落語会の楽しさを参加者がSNSでシェアしてほしいという意味で名付けたとのことである。このため、通常の寄席や落語会では写真撮影禁止であるが、この会では写真撮影タイムでのみ撮影可となっている。添付の写真も口演中ではなく、この時撮った。(寸志さんがあたかも口演中のようなポーズをとっている)

 立川寸志さんは、44歳でベテラン編集者の地位を投げ打って立川談四楼師匠に入門し、48歳の今年に二ツ目に昇進したばかりという異色の落語家である。3席の落語とも二ツ目に昇進して3か月とは思えないすばらしさで、とても面白かった。

 落語会の後の希望者による懇親会(門前仲町の居酒屋)にも参加した。寸志さん、主催者とディープな落語ファンの方達のディープな会話を聴くことができて、こちらも楽しかった。

 懇親会では出版社時代の寸志さんの同僚で、寸志さんが落語家になってからずっと観ているという方の向かいに座ったが、「今日の落語は伸び伸びしていて、いつにも増していいできだった。」とのことだった。

 次回以降の『シェアする落語』にもできるだけ参加したい。