話芸に親しむ会

2019年4月5日 第56回 話芸に親しむ会 (北沢地区会館)

 毎月第一金曜日に開催される古今亭菊龍師匠の稽古会です。
 今回の演目は「紙入れ」と「品川心中(通し)」でした。
 「紙入れ」はねたおろしですが、旦那が早く帰ってくる理由などに工夫が織り込まれていました。
 「紙入れ」と似た雰囲気の噺に「風呂敷」があり、これも間男の噺としてやる人もいるが、菊龍師匠は単に兄貴分を訪ねてきた若者が巻き込まれる設定でやるとのこと。最近観た志ん生師匠の「風呂敷」をテーマとしたテレビ番組でもどちらの設定でやるかを出演した噺家が議論していたので興味深かったです。

http://nukikiuti-no-ryu.seesaa.net/article/464886621.html