春風亭正太郎・入船亭小辰 二人会

2016年4月28日 春に船(春風亭正太郎・入船亭小辰 二人会) (内幸町ホール)

トーク 春風亭正太郎、入船亭小辰

開口一番 柳亭市丸 「金明竹」

入船亭小辰 「竹の子」

春風亭正太郎 「看板の一」

柳家権太楼 「芝居の喧嘩」

 仲入り

春風亭正太郎 「愛宕山」

入船亭小辰 「不動坊」

 人気の二ツ目二人が重鎮のゲストを迎えて今年五回行う二人会の二回目。一回目のゲストは市馬師、次回の三回目は雲助師とのこと。

 全席指定なのに開場10分前に着いたら20人位並んでおり開場時には50人位になっていた。なぜかと不思議だったが入場しても席に向かう人は少数で多くの人は次回のチケットが座席指定で購入できるカウンターに再び並んでいた。なるほど人気の会なのだなと思った。

 権太楼師はまくらで「何をやるか迷っています。軽い噺だとお客様に失礼だし、大ネタをやると仲入り後に長講をやる二人に悪いし」と言いながら、池袋演芸場での「昭和元禄落語心中」にちなんだ落語の会で「死神」をやったが普段の池袋演芸場の客層とまったく違っていた話などで笑わせた。結局、「代書屋」は寄席でよくやるのでそちらで聴いて下さい、と言ってからやった「芝居の喧嘩」がとても面白かった。